今回やって来たのは福岡県北九州市にある門司麦酒煉瓦館(もじびーるれんがかん)です。
こちらは今から100年以上前の大正2年に建設された建物で、サッポロビールに関係のあるレンガ造りの歴史ある建物です。
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門司麦酒煉瓦館とは?
「門司麦酒煉瓦館」は、大正2年に帝国麦酒(ていこくびーる)の建物として建設されました。
帝国麦酒はサクラビールという名前のビールを製造販売していた会社で、戦後はサッポロビールに事業を継承。
鉱滓煉瓦(こうさいれんが)とは八幡製鉄で鉄をつくる際に出た残滓(ざんさい)を再利用してできたレンガで、独特の色合いがあります。
こちらは日本で最古の鉱滓煉瓦を使った建築物として、重要文化財に登録されています。
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館内はビールの歴史を展示
門司麦酒煉瓦館の館内では、ビールに関するさまざまな資料を展示。
内部の装飾や建築のディテールには、サクラビールにちなんだ桜の飾りが柱や暖炉、階段の手すり部分などに施されており、桜のマークを見つけるのもまた面白いですよ。
現地には車で行く方が便利なので、自家用車かレンタカーの比較サイトから探すと安く借りられます。
重要文化財となっている建築物
門司麦酒煉瓦館は門司赤煉瓦プレイスを構成する建物の一つです。
門司煉瓦プレイスとは、旧サッポロビール九州工場の施設を保存活用した建物の総称で、門司麦酒煉瓦館のほかにも赤煉瓦交流館、赤煉瓦写真館、旧サッポロビール醸造棟があります。
大正2年に帝国麦酒として設立され、以降サッポロビールの一部として、2000年まで操業していた長い歴史とビール産業との深い結びつきをしめす建物群です。
各建物は独特の建築様式となっており、1つのエリアで4つの建築美を楽しめるスポットとなっています。
赤煉瓦交流館では歴史ある建物の中で食事を楽しむこともできます。
カップルに人気の星型ベル
こちらのベルを恋人同士で鳴らすと願いが叶うとされ、デートスポットとして人気の場所となっています。
さらに館内には、数百本に1本だけ!という「ラッキーエビス」も展示。
恵比寿さんの左に抱える鯛のほか、うしろのカゴにも鯛が入っているというとってもレアなラベルです。
門司麦酒煉瓦館の場所とは?
門司麦酒煉瓦館は国道199号線の道沿いという交通アクセスの良い場所にあり、特に門司駅からは歩いて約4分という便利さです。
訪問は電車でのアクセスが便利で、特に門司港駅からは約20分間隔で電車が出ており、わずか7、8分で煉瓦館のある門司駅に到着することができます。
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まとめ
その歴史的価値や建築的な美しさから、多くの観光客や地元の人々に愛されている煉瓦館。
特に建築や歴史に興味がある人、またビール文化に触れたい人には、必見のスポットとなっています。ぜひ福岡県に来た際には一度足を運んでみてください。
名称: 門司麦酒煉瓦館 もじびーるれんがかん
住所: 福岡県北九州市門司区大里本町3丁目6-1
電話: 0933-82-1717
時間: 9:00-17:00
駐車場: 無料駐車場あり
門司麦酒煉瓦館のページ
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