「志賀海神社」奉納されたシカの角は1万本!海の神様をまつるパワースポット【福岡市東区】
今回やってきたのは、福岡県の志賀島にある志賀海神社(しかうみじんじゃ)です。
神社のある志賀島は、金印発掘の地としても知られている島です。
陸続きになっているためアクセスも良く、博多市内から車で約40分で行けます。
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志賀島のパワースポット「志賀海神社」
「海神の総本山」と呼ばれる志賀海神社。
場所は志賀島の海沿いにあり、福岡市営の渡船から数分のところで広い無料の駐車場もあります。
島ではもともと海の底や海の中、海の上を守る綿津見三神を、それぞれ表津宮、仲津宮、沖津宮と三社で別々に祀っていましたが、のちに3つが合祀されて今の志賀海神社になりました。
古くから海上交通の要衝とされる博多湾の総鎮守として、信仰されてきた志賀海神社。
海と山の豊かな自然に囲まれた神社として海上交通の安全や海産物などの大漁祈願のほか、婦人病祈願や家内安全などにもご利益がある福岡県でも人気のパワースポットです。
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参拝の前にはお清めを
志賀海神社は禊祓いの神様として、参拝の前にお清めが必要です。
登り口の階段のところにあるのは、御潮井(おしおい)と呼ばれる清めの砂です。
この砂を体の左、右、左に軽くふり、そのあと手水舎で左手、右手、口を清めて参拝します。
なお、しきたりにより生理中の方、生後100日以内の子供さん、妊娠中の方は参拝を控えた方が良いとされており、身内に不幸があった方や、服忌の期間も極力参拝を避けるようにとなっています。
石段を少し登ると古い楼門があり、その先に拝殿が建っています。
小高い丘の上からは見晴らしもよく、玄界灘の海を見渡すことができます。
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現地には車で行く方が便利なので、自家用車かレンタカーの比較サイトから探すと安く借りられます。
鹿の角がいっぱい!鹿角堂
境内の一角にはお堂があり、金網に囲まれた中をよく見ると、、、
鹿角堂は神功皇后が三韓出兵のときに対馬で鹿狩りをされ、そのシカの角を奉納したことがはじまりとされています。
その後は武将や権力者が奉納するなど、今では1万本を超える鹿の角が納められています。
志賀島(しかのしま)の、志賀海神社(しかうみじんじゃ)にある、鹿の角(しかのつの)。
たくさん奉納されている鹿の角を見ると、昔からこの地域がシカとの結びつきが強いことがよくわかります。
境内の絶景ポイント「遙拝所」
海の神様をまつる志賀海神社は、本殿の右側には遥拝所があります。
遙拝所からは海を眺めることができ、晴れた日は朝日も見ることができます。
かつて船の舵と航路を守り導いた黄金の雌雄の亀が、石となったと言い伝えられています。
海の青さと木々の緑が気持ち良く、神聖な気持ちになれる場所です。
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君が代のルーツとされる神社
日本国の国歌としてみんな知っている「君が代」
君が代の歌詞は、一般的には万葉集からとの説が有力ですが、この志賀海神社が元となっているとの説も。
それは神社で年2回行われる神事「山誉め祭」の神楽歌の冒頭が、君が代のフレーズとまったく同じ詞が歌われているというものです。
金印が眠っていた志賀島には、万葉集より古い時代に「君が代」の起源とする神楽が古代から歌われていたロマンあふれる神社です。(諸説あり)
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まとめ
志賀海神社はすこし小高いところに社殿があって、眼下に海を見渡すことができる眺めがとってもいい神社です。
なお、こちらは海の神様を祀る神社ですが、境内には山の神社もありますよ。
志賀島に向かう途中には、海の中道での海水浴や水族館などのレジャー施設もあり、リゾートスポットとしても人気があります。
福岡に来られた際は、ぜひ足を延ばしてみてはいかがでしょうか。
名称: 志賀海神社 しかうみじんじゃ
住所: 福岡県福岡市東区志賀島877
電話: 092-603-6501
駐車場: 無料駐車場あり
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