今回やってきたのは、福岡県若宮市にある鉄の美術館(てつのびじゅつかん)です。
もくじ
鉄の美術館の基本情報(地図・アクセスなど)
名称 | 鉄の美術館 てつのびじゅつかん |
住所 | 福岡県宮若市龍徳199 |
電話 | 0949-24-1117 |
駐車場 | 無料駐車場あり |
「鉄の美術館」の場所は?
場所は、福岡の若宮から直方に向かう県道21号線沿いにあります。
鞍手竜徳高校の前を通ると、鉄でできたミッキーマウス風!?のアートを発見!
道沿いにはいろんな鉄のオブジェと「毎年の干支に願いを込め 飲酒運転 撲滅 飲んだら乗るな」の看板があります。
鉄の美術館とは?
こちらは「鉄の工芸家」である石橋鉄心さんのアトリエ兼美術館です。
鉄工所と民家が一緒になったようなミュージアムには、魂のこもった作品がいっぱい。
オーナーの石橋さんに一声かけると、無料で見学させてもらえます。
工場から出た廃材を、たくみな溶接の技術で表現した楽しいオブジェが並んでいます。
オーナーの石橋さんは独学で鉄工芸術を学び、市や県の美術展で多く入賞されるなど、地元ではとっても有名な方です。
まちのギャラリーなどにも定期に展示されたり、地元を中心に多くの新聞にも掲載されています。
飲酒運転の撲滅をアートで応援!
飲酒運転の撲滅を願って毎年つくられる戌(いぬ)、トラなど干支(えと)にちなんだオブジェが有名です。
2006年に福岡で発生した飲酒運転による死亡事故をきっかけに、制作がスタート。
石橋さん自身もお母様が飲酒運転のバイクによる接触でなくなられたそうで、交通安全への願いをこめた作品をつくられています。
鉄のアートがひしめくカオスな世界
中に進むと、そこにあるのは鉄でできた芸術作品がひしめくカオスな世界!
溶接技術を生かした鉄のアート作品をつくりつづけています。
しかもこれらは、どれもが鉄心さんのヒラメキやイメージでつくっているところがとてもユニーク。
完成した作品はまったく実物と似ていませんが、、、、
独特の感性と職人技によってつくられた精巧なアート作品の数々は、見るだけでとっても楽しいです。
東京スカイツリーの開業にあわせてつくったのが「筑豊スカイツリー」
丸鉄棒を溶接して組み立て10日間で仕上げた、高さ3メートルの作品です。
展望台には、20色のステンドグラスが埋め込まれています。
その他にもNHKの大河ドラマの「真田丸」や「いだてん」などをテーマに創作した作品もあります。
筑豊の炭鉱をイメージしたオブジェも
「昭和レトロ館」にはミシンや扇風機、柱時計、リヤカーや自転車など昭和のレトロな生活用品の品々を展示。
石炭をボタとえり分けて水洗いする洗炭場の場面を鉄で表現しています。
こちらは昭和30年代半ば、自身が経験した記憶をもとに約1カ月かけて制作した力作で、地元の新聞にも取り上げられました。
まとめ
福岡の若宮にある「鉄の美術館」は、鉄を加工して新たな命を吹き込む一人のアーティストによる私設美術館です。
「筑豊に芸術文化を」をテーマに創作活動に取り組まれ、地元の新聞やテレビで紹介されるとってもパワフルな石橋さん。
館内には驚くほど大量のアート作品がひしめき、異次元な世界が広がる「鉄の美術館」です。
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