定食がとってもおいしい外食レストランの「やよい軒」
今回は、やよい軒が和食にこだわる理由について、一つの仮説をご紹介します。
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人気のファミレス「やよい軒」
やよい軒は「ほっともっと」のお弁当で有名なプレナスが展開している、定食や丼物が人気のファミリーレストランです。
お店の名前は創業者のおじいさんが明治時代、日本橋で営業していた西洋料理店「彌生軒(やよいけん)」が由来とされています。
そんなやよい軒の特徴は、定食のご飯のおかわりが無料なこと。
おかわりを行う際には、セルフ方式自分で好きなだけ保温釜からごはんをいただけます。
※現在はコロナの影響でしゃもじを使用せず、「ごはんおかわりロボ」やお店の方にそのつど依頼するスタイルになっています。
*丼物類はご飯のお替りは不可。また、定食の白米を無料で十六穀米に変更した場合、以降はたとえ白米であっても後からのお替りは不可です。
そんな人気ファミレスの「やよい軒」はなぜ日本食にこだわるのか?
そんな「やよい軒」の秘密を知るためにやって来たのは、福岡空港に近い南バイパス店です。
こちらは1989年に「めしや丼」としてスタートしたやよい軒の第1号店です。
ここからスタートしたのち九州地区を中心に関東や関西にも展開し、名前が「やよい軒」に変わった現在では日本国内に300店舗以上展開されています。
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日本で最初にコメ作りがはじまった板付遺跡
そんなやよい軒の1号店からすぐ近く、車で1〜2分の距離にあるのが板付遺跡です。
板付遺跡は日本で一番早く米づくりを始めたことで、教科書にも載っている有名なスポットです。
遺跡には水田の跡と足跡が発見された「日本最古の水田」があり、縄文時代の晩期から弥生時代がはじまったころの日本で稲作文化が発祥したことが裏付けられました。
そんな日本最古の稲作が行われた板付遺跡は、集落や水田、墓地がセットになった形で発見され、弥生時代のムラの様子や人々の暮らしを知る重要な遺跡として国指定の史跡となっています。
また、近くにある「板付遺跡弥生館」では古代の農具や足跡、石包丁、土器などのレプリカを展示。
遺跡では水田や竪穴住居などがリアルに復元されていて、まるで当時にタイムスリップした気分で当時の暮らしや米作りの歴史が学べます。
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現地には車で行く方が便利なので、自家用車かレンタカーの比較サイトから探すと安く借りられます。
まとめ
やよい軒ではなぜごはんのおかわりが無料?
それは日本の米づくりがスタートした板付遺跡、つまり日本食の原点から世界に「和食の文化」を広めるためにある!
お店の名前が「やよい軒」になったのも、日本で稲作がおこなわれるようになった「弥生時代」だったからとする説です。
日本ではじめてコメ作りが行われた場所から、世界に和食の文化を広めるミッション。
実際は偶然が重なっただけですが、、、個人的には日本食の良さを伝えるお店に敬意を払ってそう思いたい!
お米離れが進む中、ごはんを中心とした美味しい定食がいただけるやよい軒で、今日もおいしい定食をいただきましょう。
名称:やよい軒 福岡空港通り店 やよいけんくうこうどおりてん
住所:〒812-0008 福岡県福岡市博多区東光2丁目22-1
電話:092-433-2105
駐車場:無料駐車場あり
やよい軒のページ
名称:板付遺跡弥生館 いたづけいせきやよいかん
住所:福岡市博多区板付3丁目21-1
駐車場:無料駐車場あり
板付遺跡弥生館のページ
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