【多久】頭が良くなる!?学問の神様として有名な「多久聖廟」

今回やって来たのは、佐賀の多久にある多久聖廟です。

こちらは今から300年以上前の宝永5年(1708年)、儒学の祖である孔子をを祀る廟としてできました。

学問の神様で人気の「孔子廟」

現存する孔子廟としては、岡山の閑谷学校や栃木の足利学校とともに、日本で最も古いもののひとつ。

中国風の建築様式が再現された壮麗な孔子廟で、江戸時代初期の優美な造りで重厚感があり、国の重要文化財となっています。

建物の中には儒学の祖で、学問の神様として名高い孔子像が安置されています。

多久市南部の自然に囲まれた中にあり、お寺でもなく神社でもない不思議な場所。

いかにもパワースポットという雰囲気で、受験生にも人気の多久聖廟です。

※なお、物産館では孔子にあやかって、合格お守りや各種お土産品も販売しています。

聖光寺の二千年ハス

次にやって来たのは、多久聖廟のすぐ近くにある聖光寺(しょうこうじ)というお寺です。

こちらでは「二千年ハス」と呼ばれる蓮(はす)の花が6月中旬から7月下旬までの期間限定で見られます。

この花は千葉県の検見川遺跡から出土した約2000年前の弥生時代の地層から発見されたハスの種を発芽に成功したもの。

境内の池には荘厳なピンクの花が咲き誇り、二千年前の人たちも見た情景が時を超えてよみがえる!

世界最古の花といわれるハスの花です。

技術立国・日本の立役者「志田林三郎」

最後にやって来たのは多久聖廟の近くにある多久市郷土資料館です。

この館内には志田林三郎(しだりんざぶろう)博士に関するコーナーがあります。

この志田林三郎は江戸末期の1856年に多久に生まれ、現在の技術立国・日本のもととなる日本の電気工学の基礎をつくった、知る人ぞ知るとってもエライ人です。

彼の業績は数多くありますが、その主なものだけでも、、、

(1)明治4年(1871年)に政府が創設した工学寮(現在の東京大学工学部)の電信科を、第一期生として首席で卒業。

(2)その後イギリスに留学し、帰国後は工部大学校の教授となり、日本で最初の工学博士第一号に。

(3)さらにその後は、日本における電気工学の研究や技術官僚、教育者として尽力しました。

(4)また、「電気学会」の創立を主導するなど、教育や行政など多方面でマルチに活躍。

(5)研究、教育、行政の激務により、36歳という若さで死去しました。

日本の未来を予言する伝説のスピーチ

なお、明治21 年の第1 回電気学会通常会で、志田林三郎は幹事として講演を実施。

その中で、まだ「電波」という言葉がない今から130年以上前の明治時代に、当時は多くの人々が知らなかった電気通信というものが今後どのような社会をもたらすか?について予言をしています。

そこで語られた講演「将来可能となるであろう十余のエレクトロニクス技術予測」の中で、無線電話/ラジオ ・テレビ/海外放送などの長距離送電/テレビ電話/電車の普及 ・蒸気機関車の衰退/テープレコーダー/電磁波測定による地震予知、作物の収穫予想、、、などの技術を提起。

今ではそのほとんどが実現している電気通信システムや、高度情報化社会の到来を正確に見通していて、その先見性の高さが今なお評価されています。

今から160年以上前の江戸末期に彗星のごとく現れ、電気工学の未来を見据えて研究を積み、電気学会を設立するなど人材育成のために尽力し、今日の技術立国・日本のもとをつくった志田林三郎。

まさに日本のスティーブ・ジョブズとも言えるとってもエライ方です!

なお、こちらの多久市郷土資料館では、そんな彼が行った講演記録のある学会第一号誌(復刻版)など、志田林三郎のゆかりの品や資料を展示しています。

まとめ

お参りすると頭が良くなる!?学問の神様として有名な孔子廟や、

2000年のロマンを感じるハスの花、

「技術立国・日本はここからはじまった!」我が国の電気工学の祖で、エレクトロニクス大国・日本の原点を築いた電気工学界の巨人の資料館など、見どころがいっぱいの多久聖廟エリアです。

名称:多久聖廟 たくせいびょう
住所:佐賀県多久市多久町1843−3
電話:0952-75-5112
多久聖廟のページ

名称:多久市郷土資料館
住所:佐賀県多久市多久町1975
時間:9:00-16:00
電話:0952-75-3002

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