今回やってきたのは、佐賀県嬉野市にある「チャオシル」という施設です。
こちらは佐賀の特産品である嬉野茶(うれしのちゃ)を学んだり、味わったりできる新しい観光スポットです。
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嬉野茶の歴史が学べる展示コーナー
チャオシルは無料で利用でき、館内ではお茶のブランドとして有名な嬉野茶について学ぶことができます。
展示コーナーでは日本におけるお茶のはじまりから、嬉野茶が誕生したルーツなどについてパネルや資料で詳しく展示。
嬉野茶が有名になったのは幕末のころで、長崎の貿易商だった大浦慶(おおうらけい)という女性がいたからです。
今では「抹茶」や「緑茶」などの名前は、健康志向の海外の人々にもポピュラーな飲み物ですが、、、
日本茶を最初に海外に紹介し、外国に輸出する先駆けとなったのが大浦慶さんです。
彼女が嬉野のお茶を海外に輸出して、大成功をおさめたサクセスストーリーはとっても有名。
あの坂本龍馬など幕末の志士たちを金銭面で支えた女傑で、長崎の街なかにはお慶さんの邸宅があったことを示す石碑も残っています。
さらに館内ではお茶の栽培やつみ取りなど、日本茶ができるまでの工程について学習できるコーナーもあります。
水分がふくまれたお茶の葉っぱを釜で炒ることで乾燥したお茶に変わっていく過程など、ホンモノの道具などを通じてリアルに体感できます。
【嬉野で宿泊するなら】
ほっと一息「喫茶コーナー」も併設
奥の喫茶コーナーは、のどかな茶畑をながめながら嬉野茶や茶菓子をいただけます。
外の光がたくさん入り込むガラス張りの開放的な空間のなか、数百円でホンモノの嬉野茶が味わえる!必須ポイント。
お茶の種類は「玉緑茶」と「釜炒り茶」から選ぶことができますよ。
お茶の淹れ方について説明書きや、スタッフの方から説明してもらえるので、ぜひ自分でやってみましょう。
座席もゆったりしているので、散策や観光の疲れを癒やすひとときになりそうですね。
嬉野市の特産品が買える「売店コーナー」
売店コーナーでは、喫茶コーナーで出されているお茶やお菓子などが販売されています。
嬉野の特産品など地元ならではのものが多く、お土産に買って帰ると喜ばれそうですね。
体験室や研修室でのプログラムも充実
また、こちらの体験室では、、、
・茶染めによるオリジナルハンカチを作れる「茶染め体験」
・上級者の淹れ方を学ぶことができる「お茶の淹れ方教室」
などなど、お茶に関する様々な体験プログラムも随時行っています。
中でも釜炒り体験では、茶葉を釜で炒ることで、乾燥したお茶に少しずつ変わっていく様子を体験できます。
【嬉野でドライブするなら】
現地には車で行く方が便利なので、自家用車かレンタカーの比較サイトから探すと安く借りられます。
アクセスは?
うれしの茶交流館「チャオシル」に行くは、自動車を使うのが便利です。
長崎自動車道の嬉野ICを出て、約10分ほどの場所です。
電車を使う場合は「武雄温泉駅」からバスに乗り、大野原口停留所で下車してください。
※施設内はレストラン等の設備はなく、喫茶コーナーもお茶と和菓子が主で、スイーツや軽食等は提供していません。
飲食は町内に多数あるカフェやレストランですませてから来館しましょう。
【嬉野で遊び・体験をするなら】
まとめ
うれしの茶交流館「チャオシル」は、うれしの茶について学ぶことができる佐賀観光の隠れスポットです。
ここから生産された嬉野茶が世界に輸出され、海外でもメジャーな「抹茶」になるまでが紹介されています。
チャオシルで学べば、あなたも立派なお茶博士!!
世界的に有名な「抹茶」の原点となった場所で、昔から変わらない製法でつくられた日本茶を味わいながら、ゆっくりくつろげるスポットです。
嬉野に来られた際はぜひどうぞ。
名称: うれしの茶交流館 チャオシル
住所: 佐賀県嬉野市嬉野町大字岩屋川内乙2707-1
時間: 9:00-17:00 火曜休
電話: 0954-43-1991
駐車場: 無料駐車場あり
うれしの茶交流館 チャオシルのページ
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