今回やって来たのは、佐賀県神埼市にある下村湖人(しもむらこじん)の生家です。
場所は佐賀市のとなりにある神埼市千代田町で、大きくてりっぱな生家の前には駐車場も完備されています。
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下村湖人とは?
こちらは大正から昭和にかけて教育家で小説家として活躍され、名作「次郎物語」の作者として知られる下村湖人の生家です。
ちなみに下村湖人はペンネームで本名は虎六郎ですが、今では下村湖人が有名になってそのまま呼び名になっています。
下村湖人は明治17年(1884年)生まれ、地元の佐賀で鹿島中学や唐津中学の校長先生を歴任し、校歌を作詞したりするなど、教育者や社会教育運動家としても活躍しました。
また、下村湖人が52歳のとき、湖人の自伝的な小説「次郎物語」が、昭和11年(1936年)の雑誌「青年」に連載がスタート。
子供のころ実際に体験した物語をベースに、少年が成長する姿を描いた感動的な名作で、今も書籍やドラマになっています。
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下村湖人がすごした生家
そんな下村湖人が4歳から16歳ころまでの幼少期を過ごした生家が一般公開されていて、無料で見学できます。
生家は下村湖人のおじいさんが、蓮池藩から払い下げられた藩邸の材料を使って、現在の場所に移築してできました。
明治初期の建物とされるかなり大きな屋敷で、内部は土間や土壁など昔なつかしいつくり。
建物は次郎物語の第一部の舞台にもなっていて、作品の中でも幼少期の多くの思い出が描写されています。
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現地には車で行く方が便利なので、自家用車かレンタカーの比較サイトから探すと安く借りられます。
館内には貴重な資料がいっぱい
入って右側にある受付には下村湖人の写真や次郎の像、NHKのドラマや映画化されたときの写真パネルがあります。
それぞれの部屋には多くの貴重な資料が見学てき、中には次郎物語のホンモノの原稿や直筆のノートなども展示。
裏庭には湖人が愛用した「白鳥入廬花」の石碑や、下村湖人の等身大の像もあります。
生家の近くにある次郎の森公園
生家から車で5分ほど行ったところには、子供たちが遊べる公園もあります。
公園の名前は次郎物語にちなんだ「次郎の森公園」です。公園内には次郎少年の像もあります。
公園の奥にあるのは立派なレンガの橋。
筑後川と田手川の合流地点にあった「埼水門」で、公園のシンボルになっています。
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まとめ
幼少期にすごした生家を親子で見学される方も多く、下村湖人の世界感を体感できる貴重なスポットです。
佐賀に来られたらぜひどうぞ。
名称: 下村湖人 生家 しもむらこじんせいけ
住所: 佐賀県神埼市千代田町崎村895
時間: 10:00-17:00 (12-2月 16:3015) 月曜・年末年始休み
電話: 0952-44-5167
駐車場: 無料駐車場あり
名称: 次郎の森公園 じろうのもりこうえん
住所: 佐賀県神埼市千代田町渡瀬1606
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