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唐津の神社にある西郷の像
八坂神社は田んぼに囲まれた森の中にある神社で、境内にはめずらしい西郷隆盛の像があります。
西郷隆盛像と言えば東京・上野公園に立つ愛犬を連れた銅像がとっても有名ですが、こちらは高さ1.7メートルの陶器でできたもので、上野公園の半分くらいの大きさです。
台座に書かれた内容によると寄進者とみられる地区住民 11人が、明治39年(1906年)奉納されたもので、製作者は「唐津製作所 中埜未造」となっています。
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なぜここに西郷像が?
中埜末造(なかのすえぞう)さんは唐津焼で有名な中野窯の初代、中野霓林(なかのげいりん)さんの本名ですが、窯元には詳しい資料が残ってないとのこと。
神社がある唐津はかつて幕末の老中、小笠原長行が有名なほど代々、徳川幕府を支える譜代大名が統治してきたところです。
明治になって武士の身分を失った唐津藩の藩士は明治新政府に批判的だったと考えられ、新政府と戦った「西郷どん」の像を奉納したと考えられています。
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まとめ
いかがでしたか?唐津の神社にある陶器でできた西郷隆盛像です。
今から100年以上も前からあり、愛犬とともにおだやかな表情で参拝する人を出迎えてくれます。
名称: 八坂神社 やさかじんじゃ
住所: 佐賀県唐津市石志
駐車場: 無料駐車場あり
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