今回ご紹介するのは、長崎県大村市の「ミライon図書館」です。
もくじ
ミライon図書館の基本情報(地図・アクセスなど)
名称 | ミライon図書館 みらいおんとしょかん |
住所 | 長崎県大村市東本町481 |
電話 | 0957-48-7700 |
時間 | 10:00-20:00 月曜休み |
駐車場 | 無料駐車場あり |
HP | ミライon図書館のページ |
ミライon図書館とは?
ミライon図書館は2019年に大村市にできた新しいスポットです。
4階建ての館内は天井が吹き抜けになっていて解放感があり、とっても厳かな雰囲気。
机や天井に木材を使った温かみのある雰囲気で、2020年度のグッドデザイン賞にも選ばれました。
こちらは長崎県立長崎図書館と大村市立図書館が合併してできた施設で、県と大村市が共同で運営するというめずらしい図書館です。
本の数がとても多く、じっくりと静かに読書できる環境が整っています。
さらに館内にはカフェや小さなシアターもあり、無料WiFiも使えたりと、すごく便利で大村を訪れたらぜひ立ち寄っていただきたいスポットです。
大村の歴史がわかる資料館も併設
常設展では、有史以前から現代までの大村市の歴史を知ることができます。
近世の大村藩や長崎に伝わった南蛮文化やキリシタンなどの資料が充実していて、映像、模型を交えてわかりやすく紹介されています。
中でも長崎と小倉を結ぶ要所・大村宿の様子をARで表現した「長崎街道」は必見です。
企画展示室では、様々なテーマの展示を行っているので、訪れる前にホームページ等でチェックしてみてください。
天正遣欧使節のことがわかるシアター
歴史資料館に併設されているシアターでは、毎時0分と30分ごとにミニ映画を上映。
「天正遣欧少年使節」をテーマとした迫力ある映像資料を楽しめます。
また、スマートフォンやタブレットを使って楽しめるデジタルコンテンツ「南蛮屏風図 天正遣欧少年使節」も体験できます。
南蛮屏風に描かれた人物や動物にタッチしながら、歴史に翻弄された使節の偉業と、4人の少年の運命をたどることができます。
映画でも知られる「天使のピアノ」のレプリカも
旧大村藩士の娘だった石井筆子さん(1861~1944年)は明治時代、「鹿鳴館の華」と謳われた社交界の花形でした。
語学の才能を生かして、あの津田梅子とともに教壇に立つなど、明治期の女性教育の発展に貢献するとともに、知的障害児の福祉にも力を尽くした郷土出身の偉人です。
そんな彼女が愛用した、2人の幼児を抱いた天使がデザインされているピアノのレプリカが、1階サブエントランスに展示されています。
実物は、彼女が2代目の学園長を務めた社会福祉法人滝乃川学園(東京都)に今もあります。
少年使節をモチーフにした「天正夢時計」
ミライon図書館の入り口には、からくり時計「天正夢時計」があります。
ポルトガル・リスボンにあるベレンの塔をモデルにしたもので、午前9時から午後6時までの毎時0分になると、使節団の4人をモチーフにした人形が楽器を演奏しながら現れます。
キリシタン大名だった大村純忠、大友宗麟など代理として、天正10年(1582年)ヨーロッパに派遣された「天正遣欧少年使節」の伊東マンショ、千々石ミゲル、中浦ジュリアン、原マルチノの4人の少年の偉業を記念して設置されました。
ミライon図書館へのアクセス
また敷地内には広い駐車場もあり、図書館利用者は無料で利用できます。
※駐車場を利用する場合、1階の総合受付で手続きを行う必要があります。
まとめ
ミライon図書館は時代の最先端を行く図書館としてできたまさに未来型の施設です。
大村に来られた際はぜひ「ミライon図書館」を訪れてみてください。
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