福岡城跡は福岡の街中にあって市内からのアクセスも良く、すぐ隣には福岡市民の憩いの場として知られる「大濠公園」もあります。
アクセスは車やバス、地下鉄で行くことができ、地下鉄なら大濠公園駅から降りてすぐのところにあります。
園内は広いため、地下鉄の場合、赤坂駅からスタートし帰りは大濠公園駅から地下鉄に乗るルートがオススメですよ。
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かつての黒田藩の城跡
明治維新後の廃藩置県により多くの建造物が解体され、現在は舞鶴公園と大濠公園として福岡市民の憩いの場になっています。
大濠公園は福岡城の外堀だった池を公園にしたもので、周囲2kmの池のまわりには美術館や日本庭園があります。
今ではお城を見ることはできませんが、櫓(やぐら)や石垣などが残っていて、当時の雰囲気が楽しめます。
内城を中心とした48万平方メートルが国指定史跡となっていて、都会の真ん中にありながら静かな公園として市民のオアシスになっています。
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筑前福岡藩52万石の本拠地
長政は本能寺の変で信長が自刃したあと、秀吉に仕えました。
父の黒田官兵衛と共に慶長6年 (1601年)から 7年の歳月をかけて築城したのが福岡城です。
海側から見ると鶴が羽ばたく姿に見えることから「舞鶴城」とも呼ばれていました。
かつて大小中の各天守台と47の櫓があり、本丸や二の丸など内城部分で41万平方メートル、城下の武家屋敷まで含めると246万平方メートルもの広さがあり、全国でも有数の規模だったお城です。
福岡という地名は、黒田氏の故地である備前国邑久郡福岡(岡山県)に由来しています。
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眺めがすばらしい!天守台跡
福岡城の本丸にのぼると、かつて天守台があったところは展望台となっていて、福岡市内を一望できます。
天守台とは天守閣をのせるための基礎となる石垣のことで、福岡城では柱となる約40個の礎石が確認されています。
そんな天守台跡では福岡市内を360度、見渡すことができ、福岡タワーや隣接する公園などすばらしい眺めが広がります。
緑がいっぱいの舞鶴公園や巨大な水たまりのような大濠公園、堀の向こうには近代的なビルもあり、新旧の時代が一体になっている感じです。
お花見シーズンになると眼下にひろがる約1,000本の桜を見ることができ、多くの人々が訪れて、桜が咲き誇る様子を楽しんでいます。
下之橋御門(しものはしごもん)
城の西側にあり、城内に入る門として日常的に使用されていました。
2000年に不審火により半焼し、2008年に復元。
焼失前は一層でしたが、本来は二層であったと考えられています。
福岡県指定の有形文化財となっています。
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むかしの外交施設だった鴻臚館
鴻臚館(こうろかん)は古代における外交施設として、中国・唐や朝鮮・新羅の外交使節や商人をもてなすときに使用された迎賓館です。
公園の東側にはかつてあった平和台球場の発掘調査で発見された遺構で、現在は展示館として一般公開されていて、館内ではその歴史を学ぶことができます。
まとめ
いかがでしたか?福岡城は黒田官兵衛、黒田長政など、歴史上の有名な武将が城主だったお城で歴史好きには人気のスポットです。
敷地内にある「福岡城むかし探訪館」では、福岡城全体を模型で見ることができます。
古地図や再現模型を通して、福岡城の当時の様子や歴史を感じてみてはいかがでしょうか。
案内カウンターでは、城内のおすすめスポットや見どころも紹介しているので、城跡を巡る前に訪れるのにもぴったりです。
入館料は無料ですので、ぜひ立ち寄ってみてください。
名称: 福岡城跡 ふくおかじょうあと
住所: 福岡県福岡市中央区城内1
電話: 092-732-4801
駐車場: 付近の有料駐車場を利用
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