九州各地にある神様シリーズ。今回は福岡にあるユニークな神様のご紹介です。
700年前からタイムスリップ!?車僧観音堂
まつられているのは深山正虎禅師(しんざんしょうこぜんし)という方で、鎌倉時代に京都や奈良でお寺を開き博多に来て承天寺の僧となりました。
お堂近くにあった松の木の上で坐禅をしたり観音様を深く信仰していたことから、大正2年(1913年)にこの観音堂が建てられました。
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この僧侶はいつも牛のいない壊れた牛車を自由自在に乗り回していたことから「車僧」と呼ばれ、能の題材にもなるほど有名人だった方です。
さらにこの車僧は「700年前はねえ、、」とよく飛鳥時代のことを話すので、実は700歳なのでは!?いうとっても不思議な人です。
牛のいない車を乗り回す700歳のスーパーマンが実在した!?
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様々なヘビの像をおまつりする「名島弁財天」
場所は名島神社に隣接していて、北側は名島城址や東側は名島運動公園などがあります。
約400年の歴史があり、商売繁盛や蓄財の神様として有名な弁財天を祀っています。
弁財天は七福神で唯一の女性の神様で、膝を立て琵琶を弾く姿から日本では音楽や芸能の神様としても知られています。
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現地には車で行く方が便利なので、自家用車かレンタカーの比較サイトから探すと安く借りられます。
鳥居から石段を登るとなだらかな丘が広がり、途中にはユニークなヘビの石像があります。
弁天様は古代インドで川の神(水神)だったため、川の曲がりくねったイメージから蛇が神様のお使いとされました。
名島弁財天では、そんな神様のお使いであるヘビの像をまつるお堂が点在しています。
リアルな蛇からかわいい蛇まで様々なヘビの像があり、それぞれ卵をお供えしないようにと書かれていました。
神の使いであるヘビの像がいっぱい!ユニークなヘビのお堂のある福岡の名島弁財天です。
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愛宕神社にあるバットとサッカーボールを持った勝ち地蔵
日本三大愛宕で有名なこちらの神社で、社殿から少し降りた所にあるのが愛宕地蔵尊です。
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お堂にはたくさんお地蔵さんが並んでいて、中央のお地蔵は手にバットとサッカーボールを持っています。
こちらは「勝ち地蔵」と呼ばれ、ソフトバンクホークスとアビスパのファンの要望で建てられたお地蔵様です。
さすがソフトバンクホークスのお膝元!
ホークスを愛してやまない地元・福岡の熱気が感じられる必勝祈願スポットです。
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まとめ
700年前のことを話すタイムスリップした人や多数のヘビのオブジェ、バットとボールを持つお地蔵様など、福岡の地元で信仰を集めるユニークな御神様です。
福岡に来られた際はぜひどうぞ。
名称:車僧観音堂 しゃそうかんのんどう
住所:福岡県福岡市東区箱崎2丁目11-1
駐車場:付近の有料駐車場にて
名称:名島弁財天 なじまべんざいてん
住所:福岡市東区名島1丁目25-1
駐車場:付近の有料駐車場にて
名称:愛宕神社 あたごじんじゃ
住所:福岡市西区愛宕2丁目7-1
駐車場:無料駐車場あり
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