熊本市内にある雲巌禅寺(うんがんぜんじ)です。
雲巌禅寺は熊本で有名な金峰山の山あいに古くからあるお寺で、境内にはあの宮本武蔵が「五輪書」を書いた霊巌洞(れいがんどう)があります。
お寺の近くには「岩戸の里公園」があり、園内の黒岩展望台からは有明海の向こうに雲仙が望める絶景が広がります。
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勝ちを呼ぶ武蔵像がある「岩戸の里公園」
「岩戸の里公園」にあるのは宮本武蔵の巨大な像です。
駐車場の前にあるこの像は「勝ち運を呼ぶ武蔵像」という名前の記念碑で、平成15年のNHK大河ドラマの放送記念に設立されました。
剣聖・宮本武蔵は戦国時代から江戸時代初期に活躍した剣豪で、60余度の勝負に一度も負けることは無かったとされる実在の人物です。
そんな宮本武蔵にあやかって今では勝負事のパワースポットとして、受験生や様々な目標にチャレンジしている人とって有名な場所になっています。
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岩戸の里公園の近くにある「雲巌禅寺」
霊巌洞のある雲巌禅寺は、岩戸の里公園の駐車場から約300mほど降りていったところにあります。
*雲巌禅寺には参拝者向けに数台分の駐車場があります。
霊巌洞は雲巌禅寺の境内にある天然の岩窟で、見学は有料となっています。
入口で拝観料を払うと、横にある宝物庫では武蔵の肖像画や巌流島で佐々木小次郎との対決に使用したとされる木剣など、武蔵に関する遺品のレプリカが展示されています。
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洞窟の手前にある様々な表情の五百羅漢
洞窟に向かう細い道を進むと、途中には岩山を削った岩肌に五百羅漢が出てきます。
泣いたり怒ったりといろんな表情をしている石仏たち。
武蔵の没後約130年経った江戸時代に商人が24年間もの歳月をかけて奉納したもので、永年の風雨や地震等の影響で数は約半分に減っています。
五百羅漢の奥にある「霊巌洞」
デコボコ道の先をすすむと、、、やっと霊巌洞に到着します。
霊巌洞への道は岩を削ってできた道が続くので、なるべく歩きやすい靴がベターです。
霊巌洞は剣聖として名高い宮本武蔵が寛永20年(1643)にこの洞窟にこもって人生の集大成である「五輪書」を書き残した場所です。
険しい階段を登ると岩窟内の上部には雲巌禅寺を建立した元の禅僧、東陵永璵が彫った「霊巌洞」の文字が残っています。
格子戸の奥深くには岩戸観音(馬頭観世音菩薩)が祀ってあるとされますが暗くてよくわかりません。
自然のままの姿に保たれた洞の中は、なんだかとっても神聖でおごそか雰囲気です。
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まとめ
金峰山の山麓にあり、あの宮本武蔵が兵法の極意書である「五輪書」を書いた場所として知られる霊巌洞(れいがんどう)。
宮本武蔵ファンのみならず、勝負運のパワーがもらえる気がする!県内屈指のパワースポットです。
名称: 雲厳禅寺 うんがんぜんじ
住所: 熊本県熊本市西区松尾町平山589
駐車場:無料駐車場あり
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