「八代神社」日本の妙見様はここから!無形文化遺産となった八代妙見祭の神社

今回、やって来たのは熊本県八代市にある、八代神社(やつしろじんじゃ)です。

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八代神社とは?

八代神社はかつて「妙見宮」と呼ばれ、時の天皇の勅命により上宮、中宮、下宮の3社がそれぞれ創建されました。

現在の神社は下宮にあたります。

妙見宮の下宮は今から800年以上前の鎌倉時代、1186年に後鳥羽天皇の勅願によって建立されました。

この神社は日本三大妙見の一つとして知られ、社殿は熊本県の重要文化財にも指定されています。

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日本での妙見信仰の出発点

神社でまつられている妙見様は、北極星と北斗七星を神格化したものとされています。

この妙見信仰はインドの妙見菩薩と、古代中国の北極星の信仰が一緒に日本に伝わったもので、神道と仏教の両方で崇敬されています。

妙見宮は奈良時代の680年に中国から亀蛇に乗って海を渡った妙見様が、日本ではじめて上陸した場所とされています。

そのため、八代神社(妙見宮)は日本における妙見信仰の発祥の地と言われています。

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境内には見どころがいっぱい

明治4年(1871年)、神仏分離によってそれまでの妙見宮から「八代神社」に改称されました。

八代神社の境内は緑に囲まれ、落ち着いた雰囲気がただよいます。

神社の敷地内には文化財として重要な建造物や彫刻が多くあります。

特に細やかな彫刻や美しい朱色が施された社殿は元禄12年(1699年)と寛延2年(1749年)に改築され、県の重要文化財にも指定されています。

拝殿の上には八代妙見祭の神馬奉納の絵が飾られています。

樹齢600年と言われる妙見宮の樟(くすのき)は幹周り7.5m、高さ15mもあり、八代市指定の天然記念物となっています。

参道にある「さざれ石」です。

国歌にも出てくるこの石は、小石が炭酸カルシウムや水酸化鉄で固まったものです。

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境内にある「妙見祭展示館」

九州の三大まつりの一つとして知られる「八代妙見祭」

毎年11月22日と23日に開催されるこちらのお祭りは江戸時代から約400年の歴史があり、平成28年(2016年)にはユネスコ無形文化遺産にも登録されています。

展示館では妙見祭のメイン、神幸行列に出る亀蛇(がめ)などが展示がされています。

亀蛇はどんなに重い任務でも遂行する力量があるとされ、頭を撫でれば幸福に、お尻を撫でれば病気をしないと言われています。

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まとめ

いかがでしたか?今回は熊本県八代市にある「八代神社」についてご紹介しました。

ユネスコの無形文化遺産として有名な妙見祭で知られる八代神社。

普段は静かで落ち着いた雰囲気の神社にもかかわらず、祭りの時期には、その活気ある様子や伝統的な行事を見るために多くの人々が集まり、境内は大変賑やかになります。

八代市立博物館「未来の森ミュージアム」ではそんな妙見祭について、江戸時代の祭りの様子を再現したジオラマが常設展示されていて、お祭りのスケールに驚かされます。八代に来られた際はぜひどうぞ。

名称: 八代神社 やつしろじんじゃ
住所: 熊本県八代市妙見町405
電話: 0965-32-5350
時間: 8:30-17:00
駐車場: 無料駐車場あり
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