今回やって来たのは、佐賀県の白石町にある縫ノ池(ぬいのいけ)です。
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田んぼの中にある不思議な池
池の入口には公民館風の建物があり、前には車が三台ほど駐車できるスペースがあります。
公民館の建物ではトイレも利用できます。
約800年以上の歴史のあるこの池はきれいな湧き水がたまったもので、まるで島のようになった中央には小さな厳島神社があります。
江戸時代、近くの陽興寺の弁財天が祀られていましたが、明治の神仏分離令で厳島神社となりました。
神仏習合の名残が残っていて、鈴ではなく鰐口になっています。
横には巨大なメタセコイヤの木や老松があり、水面に映ったとっても美しい風景が広がっています。
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縫ノ池とは?
およそ500年前にこの地を治めていた須古城主、平井経治のおじ、縫殿助冶綱(ぬいどのすけはるつな)にちなんで「縫殿の池」とも呼ばれています。
湧き水が出ることて有名なスポットで地域の人達の交流の場所でしたが、1958(昭和33)年から農業用水を確保するために地下水を大量に汲み上げすぎたために湧水が出なくなり、40年以上も枯渇していました。
しかし、2001(平成13)年に地下水の汲み上げがなくなると湧水が復活。
以前と同じようにきれいな水が溜まり、まさに不死鳥のようによみがえって美しい景観を取り戻したパワースポットの池です。
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きれいな湧き水がこんこんと出る池
きれいに整備された水汲み場から出ている、とってもきれいな湧き水です。
飲料水に適合しているという水質検査の結果もあり、町内外からたくさんの人が湧き水をくみに訪れます。
近くには池が永遠に続きますように、、と願ってできた「永代放生池」の石碑も。
池の底にはとても豪華な宮殿や、美しいお姫さまがいるという伝説が残されています。
今ではたくさんのフナや大きなオタマジャクシが泳ぎ、のどかな風景に癒されます。
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まとめ
今では地域の人から大切に守られ、平成22年にはサガテレビの佐賀環境大賞を受賞したり、22世紀に残す佐賀県遺産の一つにもなっている癒しスポットです。
近くに来られたらぜひどうぞ。
名称: 縫ノ池 ぬいのいけ
住所: 佐賀県杵島郡白石町大字湯崎2411
駐車場:無料駐車場あり
縫ノ池のページ
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