亀塚古墳は、古墳や広場、散策路もある公園で、隣接する資料館など見どころもたっぷりです。
大分に来られた際は、一度訪れてみてはいかがでしょうか。
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大分の東部にある巨大な古墳
大分市東部の郊外にある亀塚古墳は、古墳時代の前期につくられた前方後円墳で長さは116mと大分県で最大級の大きさがあります。
小高い丘のようになっている古墳の頂上には 、長さ3.2mの巨大石棺があり、周りに多くの埴輪が並び、当時の様子を忠実に再現しています。
巨大な古墳をそのまま公園に
現在、古墳のまわりはきれいに復元・整備され、見上げるようなスケールに圧倒されます。
古墳と言えば、普通はそのままの状態だと草木が生茂り、古墳なのか小さな山なのか区別つかないような感じになります。
しかし、この亀塚古墳は調査がすすみ、国の史跡に指定され、古墳公園として保存され、観光施設としても文化的な価値も高いスポット。
敷地内は綺麗に整備されていて、まわりを一周できる散策路や、古墳は一番上まで登ることができ、天気の良い日は別府湾まで見渡すことができます。
古墳を見に行くというよりも、家族で外遊びをしに行く公園といった感じで、家族連れにもオススメです。
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古墳のまわりは埴輪がいっぱい
大分県で最大級の前方後円墳とされる亀塚古墳は、表面を覆う葺石や、古墳の各段にはズラッと立ち並ぶ円筒埴輪(えんとうはにわ)など当時の姿が再現されています。
亀塚古墳の埴輪には、貝や船の模様が描かれていて、埋葬された人が海と深い関係があったことがうかがえます。
亀塚古墳に埋葬された人とは?
亀塚古墳の頂上からの見晴らしはよく、別府湾とコンビナート群を見渡せます。
現在は埋め立てられて工場地帯や住宅地が近くにありますが、おそらく当時、こちらは海岸線の近くで豊後水道が一望できるスポットだったはず、、、
そんな海が近いところに葬られた方もおそらく海に関する方で、しかもこれほどの規模の墳墓を築き上げるのは、相当な権力があったと考えられます。
古墳時代、この一帯は海岸で海部(あまべ)と呼ばれていました。
海部の人々は漁業や航海技術を得意とし、大分県沿岸エリアを支配した集団で、亀塚古墳は海部の有力者、海部王(あまべのきみ)のが埋葬されていたと考えられています。
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現地には車で行く方が便利なので、自家用車かレンタカーの比較サイトから探すと安く借りられます。
隣接する海部古墳資料館
亀塚古墳は資料館が隣接されていて、見学は無料でありながら古墳についてわかりやすく学ぶことができます。
こちらは駐車場のとなりにある施設で、王ノ瀬石棺の実物など出土した埋葬品を展示。
海部の生活を再現した九州最大規模のジオラマなど、展示品の総数は150点以上あります。
ミニシアターで古墳の世界を学習したり、館内のワークショップでははにわや勾玉づくりの体験もOK。
当時の人々の生活を想像しながら、勾玉を作ってみてはいかがでしょうか。
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まとめ
隣接する資料館などを通じて古墳時代の生活に思いを馳せると、自分がその時代にいるようにさえ感じることができる楽しいスポットです。
大分に来られた際はぜひどうぞ。
名称: 亀塚古墳公園 かめづかこふんこうえん
住所: 大分県大分市里646-1
時間: 9:00-17:00 月曜休み(海部古墳資料館)
電話: 097-524-2300
駐車場: 無料駐車場あり
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