今回やって来たのは大分県日田市にある「ひな人形ミュージアム ひな御殿」です。
こちらは江戸時代創業の老舗味噌・醤油醸造所「日田醤油」の一角にあり、展示されている雛人形は全て日田醤油の三代目当主によって全国から集められたものです。
今回はそんな天領ひな御殿の見どころをご紹介します。
※その他の日田・天ヶ瀬エリアの見どころスポットはこちら↓↓
ひな人形ミュージアム ひな御殿とは?
館内には日田醤油の三代目当主が全国から収集した約4000体もの雛人形が常設で展示されており、日田の観光スポットとしても有名です。
こちらの雛人形は種類が非常に多く、古い時代のものから新しい時代のもの、さらにはキャラクター人形まで幅広く展示されています。
雛人形は古いものだと江戸時代後期にまで遡り、東京の目黒雅叙園に展示された貴重なものまで揃っているのだとか。
各部屋にはテーマに沿った多数の雛人形が展示されており、特に吊るし雛や山笠ミニチュアなど、一般的な雛人形以外のものも見られる点が特徴的です。
圧倒されるほど数や規模を誇るこちらの雛人形コレクションは、まさに絢爛豪華な世界が広がっています。
【日田・天ヶ瀬で宿泊するなら】
ため息が漏れるほど美しい「黄金の間」
常設としては日本最大級のスケールと謳われている「黄金の間」は、ひと目見た瞬間から圧倒される美しさです。
10段飾りには雛人形だけでなく道具も展示されており、その数もすごいです。
一見どれも同じものに見えますが、よく見ると微妙にデザインが異なっていたりと細かな細工が施されたものばかり。
これだけ多くの雛人形を一度に見られるのは一見の価値があり、その壮大さにオドロキです。
【日田・天ヶ瀬でドライブするなら】
現地には車で行く方が便利なので、自家用車かレンタカーの比較サイトから探すと安く借りられます。
平たい人形「おきあげ雛」
ひな御殿にはさまざまな雛人形を展示していますが、訪れたらぜひ見ておきたいものとして「おきあげ雛」があります。
おきあげ雛は限られた地方にしか存在しない珍しい雛人形で、有馬藩が参勤交代を行った際に土産として久留米から日田に持ち帰ったのが由来だと言う説もあります。
前から見ると普通の雛人形と何ら変わらないように見えますが、横から見ると実は平たい人形となっています。
おきあげ雛は歌舞伎や浮世絵などをモチーフにした平たい人形で、竹串で畳のヘリなどに挿して飾ります。
中には綿が挟んであり衣装は着物などの布を使って作られているので、雛人形と同様に華やかさがあります。
【日田・天ヶ瀬で遊び・体験をするなら】
おしゃれな現代雛人形も展示
一昔前までは、お代理様は黒、お雛様は赤の衣装などカラーや服装が決まっていましたが、現在は互いに白系の衣装や、海をコンセプトにしたような服装など、それぞれのテーマやコンセプトに沿った雛人形もつくられています。
現代のニーズに合わせてアレンジを加え、新たな魅力を持つ雛人形。自分だったらどれが好みかなという目線で楽しんでみるのもいいですね。
天領ひな御殿の場所とは?
またこちらのひな御殿は豆田町の古い町並みの中にあり、その歴史的な背景も含めて多くの方々が訪れます。
特にひな祭りの時期には、豆田町の界隈全体でお雛様が飾られ、こちらのミュージアムもその一環として期間中は特に多くの観光客で賑わいます。
【大分までひとっ飛び(大分空港)】
まとめ
いかがでしたか?今回は日田にあるひな人形ミュージアム ひな御殿についてご紹介しました。
これほどまでに多種多様な雛人形を見ることができる施設はなかなかありません。
一つ一つの雛人形は、時代によって表情や衣装の感じも異なっているのがわかります。
こちらは夏の暑い時期でも施設内は涼しく、快適に見学ができますよ。
さまざまな雛人形が展示され、各年代の人々がそれぞれの興味に応じて楽しめるスポットです。日田市に訪れた際には、ぜひ足を運んでみてください。
名称: 日田醤油 ひな人形ミュージアム ひな御殿 ひたしょうゆ ひなにんぎょうみゅーじあむ ひなごてん
住所: 大分県日田市豆田町13-6
電話: 080-4275-0898
時間: 9:00-17:00
駐車場: 付近の有料駐車場を利用
ひな御殿のページ
※その他の日田・天ヶ瀬エリアの見どころスポットはこちら↓↓
【大分の飛行機+宿泊パック】
※当サイト内に掲載している情報は取材当時のものです。時間の経過により内容が変化して、実際と異なる場合がございますので予めご了承ください。
また、お気付きな点はプロフィールのアドレスまでどうぞ。誤記など指摘していただけると助かります。