今回やってきたのは、長崎県西海市にある「北緯33度展望台」です。
長崎市内からは車で約1時間45分、大島大橋からは約20分の崎戸島の最西端にあります。
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捕鯨や炭鉱で栄えた「崎戸島」
展望台の場所は、西海市から4つほど橋でつながった島を渡った先にあります。
現地はかつて国民宿舎だった奥のエリアを北緯33度をテーマとした展望台として整備され、駐車場から遊歩道を少し歩くと展望台にたどり着きます。
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島の最西端にある「北緯33度展望台」
北緯とは赤道からどれだけ離れているか?について、地球上の位置をあらわす座標のことで、地図を見るとモロッコのカサブランカやイラクのバグダッドが同じ緯度にあることが分かります。
周囲約4kmの崎戸島の先端にある展望台は見晴らしがよく、晴れていれば平戸島、五島列島など遠くに望むことができ、きれいな海の景色が目の前に広がります。
こういう果ての地に来ると、遠くの異国の情景に思いを馳せてしまうもの。
目の前は海しか無く、まさに島の突端、地の果てといった感じの場所にある展望台です。
夏は海風が気持ちいいスポットで、崖上にある展望台は見晴らしがよく、360度のダイナミックな景色が広がります。
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現地には車で行く方が便利なので、自家用車かレンタカーの比較サイトから探すと安く借りられます。
旧海軍の軍事施設跡も
展望台の横にある老朽化した建物は、かつて旧日本海軍の見張所だったところです。
かつて九州の最西部という軍事的に重要なところにあった聴音所跡です。
昭和13年(1938年)に建設され、終戦までの7年間、海底に潜っている潜水艦をスクリュー音をキャッチしていました。
現在、建物はツタでびっしりと覆われており、遺跡のような雰囲気を醸し出しています。
サンセットリゾートサキト
北緯33度展望台には専用駐車場が無いため、休館中となっているホテルの駐車場を利用することとなります。
現地に着くとホテルの敷地内に入っていい?と迷うところですが、展望台はホテルの裏にあるため、門から中に入っても大丈夫です。
駐車場からは遊歩道も整備されおり、小道を歩いて数分で展望台に到着できます。
展望台の前にあるホテルは、同じ北緯33度にあるカサブランカの街の雰囲気を取り入れたリゾートホテルになっています。
全室オーシャンビューのお部屋からは水平線や五島灘に沈む夕陽を見ることができます。
夕食は名物の伊勢海老や魚介類を中心とした新鮮な海の幸。
海に囲まれた崎戸島海産物の宝庫とも言われています。
訪れる際は、展望台だけでなく、宿泊してみるのもいいですね。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。海と山の自然溢れる西海市。
長崎に来られた際は、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
名称: 北緯33度展望台 ほくいさんじゅうさんどてんぼうだい
住所: 長崎県西海市西海市崎戸町本郷362-1
駐車場: 無料駐車場あり(ホテルサンセットリゾートサキト内)
北緯33度展望台のページ
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