1000体の仏像がならぶ圧巻の光景!大分の山奥にある「内山観音」【豊後大野】
大分の豊後大野市にある蓮城寺(れんじょうじ)というお寺です。
場所は三重町から宮崎県延岡市に通じる、国道326号線沿いの内山地区にあります。
554年にできた大分で一番古いお寺で、たくさんの薬師像が安置されているため通称「内山観音」と言われています。
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観音堂(かんのんどう)
観音堂には本尊の千手観音(高さ96cm)があります。
本堂の前にあるおびんずる様(なでぼとけ様)は、病のある人が撫でるとご利益があると言われています。
赤いよだれ掛けと眉尻がすごい人形です。
子育て地蔵
本堂の左側には子育て地蔵尊がいっぱい並んでいて、子供が元気に育つようにと祈願できます。
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薬師堂(やくしどう)
本堂から少し離れたところにはお寺のメインである薬師堂があります。
入り口の両脇には恐ろしい形相をした仁王像が立っています。
中央には本尊の薬師三尊があり、両側は階段状になっていて、左右合わせて1008体もの薬師如来がずらっと並んでいます。
まさに壮観の一言!本当にすごい数で、見ているだけで圧倒されます。
この千体薬師寺像は高さが全て65cmで統一されていて、よく見ると1体1体微妙に表情が違います。
室町期に造られたものとされていますが、こんな大分の田舎(!?)にこれだけの数の仏像をそろえるだけの財力があったことに驚きです。
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現地には車で行く方が便利なので、自家用車かレンタカーの比較サイトから探すと安く借りられます。
般若姫像(はんにゃひめぞう)
お寺の裏手にある小高い丘の上にのぼると、巨大でカラフルな女性の像が建っています。
こちらは台座を含む高さが25mもある「般若姫像」です。
魅惑的な顔だちと、山の中に立つ異様な雰囲気の巨大な像です。
こちらの蓮城寺は真名野長者(まなのちょうじゃ)の娘、般若姫が19歳の若さで亡くなったことを悲しんで建てられたお寺とされています。
像の前には姫のご両親である真名野長者や、玉津姫の像もあります。
そんな伝説をもとに平成3年にできた般若姫像は、三重町のシンボルとなっています。
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まとめ
圧倒的な数の千体薬師像やなで仏様、子育て地蔵様や巨大な般若姫像など、見どころいっぱいの蓮城寺です。
名称:蓮城寺 れんじょうじ
住所:豊後大野市三重町内山527
電話:0974-22-0598
駐車場:無料駐車場あり
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