油屋熊八-地元の人はみんな知ってる!?駅前にいるユニークな名物おじさん【別府】

温泉で有名な大分の別府。

こちらのJR別府駅の東口にはひと際目立つ像があります。
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台座に書かれた名前は「子どもたちをあいした ピカピカのおじさん」

この像の人物こそ別府の人なら誰でも知ってる?!

「ピカピカおじさん」こと油屋熊八(あぶらやくまはち)さんです。

別府の基礎を築いたエライ人

この方を一言で言えば、今から約90年以上前に別府や湯布院を有名にし、温泉県・大分の礎(いしずえ)を築いたとても偉大な人です。
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また、この熊八さんは、まだ別府が有名ではなかった時代に数々のアイデアで宣伝して、日本でも有数の観光地に押し上げた別府観光の父とも呼ばれる実業家です。

彼の功績は時代の先を行くもので、「ハコモノづくり」から「娯楽コンテンツの充実」、「ユニークな宣伝」や「ワンランク上のサービスの提供」までを戦前の時代に実践したというからオドロキ!!

(1)ハコモノづくり

まずは亀の井旅館(現在の亀の井ホテル)を創業して、一流ホテルに成長させました。
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(2)娯楽コンテンツ

次に亀の井自動車(現在の亀の井バス)を設立して、日本ではじめて女性のバスガイドさんが案内する「温泉地獄めぐり」の観光バスを運行し、爆発的な人気に。
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(3)ユニークな宣伝方法

さらに、全国から別府に来てもらうためのPRとして、

  • 富士山の山頂に「山は富士、海は瀬戸内、湯は別府」というキャッチフレーズを書いた大きな標柱を建てたり、
  • 温泉マークを別府温泉のシンボルマークとして一般に広めたり、
  • 新聞の人気投票で、ハガキを配った組織的な投票で別府を首位に導いたり、
  • 大阪の上空から飛行機でビラをまいたり、

などなど、当時はだれも思いつかないような奇抜なアイデアをつぎつぎに実行し、別府の名を全国区に押し上げました。

(4)ワンランク上のサービス

また、当時は無名だった由布院温泉に、著名人を接待するための別荘(現在の亀の井別荘)を建て、湯布院を「別府の奥座敷」として開発しました。
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つまり、今の別府や湯布院があるのも熊八さんがいたからこそです。
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別府公園にある記念碑

そんな彼の功績をたたえ、今でも別府公園には油屋熊八さんの記念モニュメントがあります。
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また、彼は子どもが大好きで童話や歌、演奏を聞かせたり、子供たちを楽しませるために度肝を抜くようなイベントをやってみたりと、サービス精神にあふれた人でした。

しかも、この方のすごいところは自分がエライ人だとはおくびにも出さず、子どもたちにあうときは「ピカピカのおじさん」と名乗るなど、とってもハートフルな人柄が今でも地元で絶大な人気を誇っています。

(次ページ)「とっても斬新な熊八さんの像」に続く↓

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