「霧島神宮古宮址・天孫降臨神籬斎場」自然と伝説が融合する場所!霧島の神聖なパワースポット
今回やって来たのは、鹿児島県霧島市にある高千穂河原(たかちほがわら)です。
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高千穂河原とは?
高千穂河原は標高970mのところにあり、現地は天孫降臨の地とされる「高千穂峰」に向かうための登山口となっています。
高千穂河原はかつて霧島神宮があった神聖な場所だったことから、霧島神宮の元宮とされています。
そんな高千穂河原では、むかし天台宗の性空上人が社殿を再建しましたが、この地域は火山活動が活発だったため、たびたびの噴火によって社殿が焼失。
特に鎌倉時代の文暦2年 (1235年)に発生した御鉢の大噴火で社殿が再び焼失したことにより、霧島神宮は現在の場所に移動することとなり、かつて霧島神宮だった跡地は霧島神宮古宮址(きりしまじんぐうこぐうし)として残っています。
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神聖な場所「天孫降臨神籬斎場」
高千穂河原がある駐車場の奥には一本の鳥居があり、「霧島神宮古宮址」に向かう入り口となっています。
こちらは鳥居と参道、社殿の跡地が残っているだけとなっており、参道を奥にすすむと社殿の跡地が出てきます。
現在の霧島神宮古宮址は昭和15年(1940年)、皇紀2600年の記念事業で天孫降臨神籬斎場(てんそんこうりんひもろぎさいじょう)として整備されています。
現地には車で行く方が便利なので、自家用車かレンタカーの比較サイトから探すと安く借りられます。

毎年、お祭りが行われているスポット
この祭りは天孫降臨の道標として火を焚いてニニギノミコトを迎えた故事に基づいているもので、高千穂峰山頂と古宮址で行われ、多くの人々が参加されます。
そんな天孫降臨神籬斎場と呼ばれるこちらの場所は、歴史や伝説、壮大な自然と一体となった場所として、神聖で厳かな雰囲気がただようパワースポットとなっています。
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登山者が利用する駐車場
高千穂河原は霧島山の南側にあり、高千穂峰や新燃岳に登山する際の拠点となっています。
現地には広い有料の駐車場があり、多くの登山客やハイキングする人々で賑わいます。
特に高千穂峰はミヤマキリシマの群生地としても有名で、シーズンになると多くの自然愛好者が訪れる場所となっています。
駐車場は24時間出入りが可能で、料金は普通車24時間で500円です。
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霧島を学べるビジターセンターも
高千穂河原には「ビジターセンター」があり、館内では霧島の自然や文化を紹介しています。
センターは高千穂峰を登る登山者や観光客の拠点となる施設で、霧島の豊かな自然や古代の神話を学ぶことができます。

館内は無料で見学することができ、特に2022年にリニューアルされた展示スペースでは、地形模型や火山の成り立ちに関する写真パネルによって霧島の自然や火山の生い立ちを深く学ぶことができます。


ビジターセンターのまわりには自然公園財団によって管理運営されている休憩室や売店、大駐車場(有料)のほか、近くには設備の整った県営のキャンプ場もあります。
いかがでしたか?今回は「霧島神宮古宮址」についてご紹介しました。
霧島神宮古宮址やその周辺地域は、古来からの深い歴史や信仰、そして美しい自然環境によって、神聖な雰囲気を実感できるパワースポットです。
背景にそびえる高千穂峰などの山々とのコントラストも魅力の一つであり、その壮大な風景はとてもインパクトがあります。霧島の高千穂河原に来られた際はぜひどうぞ。
名称: 霧島神宮古宮址・天孫降臨神籬斎場 きりしまじんぐうこじょうし てんそんこうりんひもろぎさいじょう
住所: 鹿児島県霧島市霧島田口2583ー12
電話: 0995-57-2505
駐車場: 有料駐車場あり
高千穂河原ビジターセンターのページ
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