今回やって来たのは、長崎県大村市にある森園公園(もりぞのこうえん)です。
森園公園は大村湾の近くにある広い公園で、グルメイベントや野外ライブなどが開催されることもあります。
そんな森園公園の周辺にあり、ぜひとも訪れていただきたいスポットが「ガラスの砂浜」です。
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キラキラ光る「ガラスの砂浜」
この砂浜は、なんと廃ガラス瓶からできた再生砂が敷き詰められている人工の砂浜なんです。
ガラスの砂に太陽の光が反射して、砂浜全体がキラキラと光っている様子はとても幻想的!
インスタ映えすると評判で、カップルや家族、友達同士で訪れる人も多い人気スポットになっています。
とても珍しいこの砂浜のガラスは「シーグラス」と呼ばれ、実は長崎県内の家庭ごみで出された空き瓶などを、リサイクル業者が細かく粉砕してできたものです。
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海の環境をよくする取り組み
シーグラスは大村湾の水質改善のため、2016年に長崎県と大村市が共同で取り組んでいるもので、このような再生砂にはプランクトンを食べて海水をきれいにしてくれるアサリが生息しやすく、実際アサリも増えてきているのだそう。
そんな環境に配慮しながら人々の注目を集めるガラスの砂浜は、実際に手に取ってみると実にいろんな色の廃ガラスが再生砂として使われているのが分かります。
ガラス瓶からできたと聞くと「尖っていたりしてケガしないの?」と思うかもしれません。
しかし、ガラスは角がとれて全部丸くなっているので心配なく、素足でも歩けます。
※ガラスの砂浜での遊泳は禁止されています。
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現地には車で行く方が便利なので、自家用車かレンタカーの比較サイトから探すと安く借りられます。
近くには天正遣欧少年使節の像も
森園公園の2つ目のおすすめスポットは「天正遣欧少年使節像」です。
キリスト教の宣教師ヴァリニャーノは日本国内にキリスト教を布教することと、日本の文化を海外に広めるため4人の少年をローマへ派遣しました。
これが伊東マンショ、千々石ミゲル、原マルチノ、中浦ジュリアンの4人からなる天正遣欧少年使節です。
彼らは1582年に長崎港を出発し、8年5ヶ月という長い期間をかけて帰国し、活字印刷機械などの高度な技術や知識をヨーロッパから持ち帰り、国内における印刷技術の発展に貢献しました。
活字印刷機械を使って宗教書や文学書など多くの書物が出版されるなど、印刷技術や日本の識字率の高さは彼らのおかげです。
森園公園にある天正遣欧少年使節像は、そんな彼らが長崎港を出港して400年の節目に、4人の偉業をたたえるためにできました。
森園公園のすぐ脇に建てられているので、ぜひ立ち寄ってみてください。
アクセス
森園公園は長崎自動車道大村インターチェンジから車で約10分のところにあります。
ガラスの砂浜は、長崎空港へ向かう箕島大橋のたもとにあり、大村湾が一望できるスポット。
砂浜の正面には長崎空港があり、運が良ければ飛行機の離発着が見れます。
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まとめ
大村にあるガラスの砂浜は、色とりどりのガラスが太陽光に照らされてキラキラ輝くビーチはインスタ映えにピッタリの場所。
特に夕方になると夕日がガラスに当たってとてもきれいと、人気スポットになっています。
大村にお越しの際はぜひどうぞ。
名称: 大村市森園公園 ガラスの砂浜
住所: 長崎県大村市森園町1484
駐車場: 無料駐車場あり
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