嬉野で有名なのは「温泉」と「お茶」
今回は、そんな嬉野でサイクリングとお茶を楽しめる、Tea Cyclingの茶輪(ちゃりん)をご紹介します。
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Tea Cycling「茶輪」とは?
なだらかな山あいの霧深い盆地で、昼夜の温度差や絶妙な日照条件、清らかな水に恵まれ、お茶の栽培にとても適した土地です。
香りや旨みが強く、奥深い味わいが特徴の嬉野茶をもっと知ってもらおうとはじまったのがTea Tourism(ティーツーリズム)です。
中でも「茶輪」は2019年にスタートした取り組みで、嬉野茶の入った水出しボトルと自転車をレンタルして、嬉野の茶畑や観光地をめぐることができる体験型の観光イベントです。
嬉野温泉商店街にあるサイクルショップ「シモムラサイクルズ」が拠点となっています。
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茶輪の体験はシモムラサイクルズへ
街中にあるシモムラサイクルズには自転車とともに「茶輪ボトル」という独特の形状の携行できる水出しボトルをレンタルできます。
シェアサイクルは普通車(いわゆるママチャリ)から本格的なサイクリング用のロードバイクまで、4種類の自転車がレンタル可能。
さらに、子供を乗せられる自転車用チャイルドシートやジュニア用のロードバイクもあるので、家族でのサイクリング体験にもおすすめです。
レンタルする自転車を選んだら、茶輪ボトルと「茶葉ステーション」として協力している市内の製茶店の茶葉、13種類の中から好みのものを選びます。
なお、茶葉は500mlのミネラルウォーターに合わせて約7g入っています。
茶輪ボトルは4色あり、とても持ちやすいサイズ!
500mlの水を2回に分けて利用できます。
ボトルの下に茶こしの部分に茶葉を入れて、反対側からお水をそそぐと、水出しの準備は完了。
「茶輪」専用の茶葉ステーションなどが載った地図を持って、サイクリングに出発しましょう。
ボトルに入ったお茶は、自転車に乗っている間に揺られて、美味しく抽出されます。
このお茶はそれぞれの製茶店の店主が水出しで美味しくなるように、茶葉を厳選したもの。
好みの濃さになれば茶こしの部分の栓を閉め、美味しいお茶の完成です。
なお、茶輪ボトルはストレーナー(茶こし)付きで、お茶を入れるところと飲むところが別々なのでとっても便利。
購入すると2000-3000円するものをレンタルできます。
※ボトルの例
サイクリングの途中でお茶を飲み干してしまっても、街なかにある休憩ポイントの茶葉ステーションに行けば茶葉とミネラルウォーターが200円で販売されています。
スタート地点のシモムラサイクルで選ばなかった茶葉も、市内にあるお茶屋さん(茶葉ステーション)に行くと取り換え用の茶葉が常備され、それぞれの店舗でのお茶をちがいを楽しむこともできます。
お茶と自転車の新体験
「シモムラサイクルズ」店主の下村さんは「自転車愛好家のコミュニティを嬉野で作りたい!」という夢を持っていて、自転車で巡る嬉野観光の魅力を知り尽くした方。
サイクリング初心者から上級者まで、さまざまなサイクリングコースを提案してくれるでしょう。
「嬉野茶交流館 チャオシル」でお茶の釜炒り体験を楽しんだり、
少し足を延ばしてお茶畑の中を走り、山の方の展望台や轟の滝でくつろぐもよし。
人それぞれの楽しみ方ができるのも、茶輪の魅力だと言えます。
また、徒歩や自転車では時間を要す山奥の茶花には、地元タクシー会社と連携し、運転手付で案内してもらえます。
嬉野を訪れる際にはぜひ「茶輪」を体験してくださいね!
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現地には車で行く方が便利なので、自家用車かレンタカーの比較サイトから探すと安く借りられます。
まとめ
Tea Cycling「茶輪」は嬉野茶を携えたショートトリップ。
お茶の緑と香りが疲れた身体と心をリフレッシュしてくれる素晴らしい体験になることでしょう。
店舗を巡りを楽みながら、嬉野市内を散策するなど、楽しみ方はいろいろ。
味わい深い嬉野茶を携えて自転車旅という、この土地ならではの体験ができますよ。
名称: シモムラサイクルズ
住所: 佐賀県嬉野市嬉野町下宿乙938-1
電話: 0954-27-7733
時間: 11:00-18:00
定休日: 毎週水曜日、他不定休
駐車場: 付近の有料駐車場を利用
シモムラサイクルズのページ
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