今回ご紹介するのは、佐賀県の北部にある古湯温泉(ふるゆおんせん)です。
古湯温泉の魅力は温泉だけには止まりません。
2,000年以上の歴史をもつぬるま湯の温泉に足を運んでみてはいかがでしょうか。
※その他の佐賀市北部エリア(大和・金立・三瀬)の見どころスポットはこちら↓↓
2,000年の歴史がある温泉
古湯温泉は佐賀県の脊振山系(せふりさんけい)の山中にあり、福岡市内からも車で1時間弱の好立地のところにあります。
温泉街となっている古湯温泉は全国的にはあまり知られていませんが、鍋島藩時代にはお殿様も湯治に訪れたという由緒ある名湯です。
その歴史は約2,200年も前に遡ります。
「いで湯のいわれ書き」という古文書によると、奏の始皇帝の指示により不老長寿の薬を探し求めた中国の「徐福」が発見したとされています。
山の中にあり、のんびりとくつろげる古湯温泉。
これだけ長い歴史を持つ温泉だけに「古湯」という名前にも説得力がありますよね。
【佐賀市で宿泊するなら】
石畳の温泉街で「まち歩き」
古湯温泉は町の80%を森林が占める豊かな自然の中にあり、川のせせらぎが心地よいところです。
古湯の温泉街は石畳になっていて、古民家や商店をリノベーションしたカフェやレストランなど、おしゃれなお店が点在しています。
上の写真は古湯温泉にある築110年の古民家を改装した、泊まれる図書館の暁(あかつき)さんです。
昼はカフェ付の図書館として、夜は一日1組限定で図書館をまるごと独り占めできる人気スポットです。
上の写真は旧富士小学校をスポーツ宿泊施設としてリノベーションした「SAGA FURUYU CAMP」です。
古い街並みの中、雑貨屋さんやカフェめぐりなどでお気に入りのお店を見つけてみてはいかがでしょうか。
【佐賀市でドライブするなら】
現地には車で行く方が便利なので、自家用車かレンタカーの比較サイトから探すと安く借りられます。
隠れハートを探そう
温泉やカフェに立ち寄りができる古湯温泉街は石畳のデザインも扇模様だったり、市松模様だったりと、風情ある石畳の模様を楽しみながら歩くのもおすすめです。
実はこの石畳、敷き詰められた数ある石の中に、ハートが隠されているんです。
扇模様や市松模様の中にまぎれた隠れハートを見つけることができるでしょうか!?
見つけられたら、なんだかいいことがありそうな気がしますよね。
よく見ると他にも遊び心あふれる敷石のポイントが点在していますよ。
【佐賀市で遊び・体験をするなら】
ぬるぬるの美肌湯
古湯温泉は、熊ノ川温泉よりもっと山深いところにある温泉で、源泉の温度が38度と比較的低めなことから「ぬる湯」と呼ばれています。
長時間入っていてものぼせることもなく、ゆっくりと湯治を楽しむことができます。
泉質はpH値9.5と、アルカリ度が高い単純泉でとろりとした湯は「美人湯」とも呼ばれ、お肌がスベスベするのが体感できます。
川沿いにある「かじかの里公園」
ゆっくりと温泉を満喫したあとは、川沿いの散歩もおすすめです。
温泉街を流れる喜瀬川沿いは公園となっていて、清流に棲む「カジカガエル」にちなんだ「かじかの里公園」では、河川敷の遊歩道をゆっくりと散策できます。
まるでアニメキャラクターのようなかわいいモニュメントで何とも愛くるしい姿に癒されます。
また、大正時代の歌人で、精神科医だった斎藤茂吉が療養のために富士町に訪れたことがあり、川のほとりには斎藤茂吉の歌碑もあります。
自然に囲まれた清流の公園で、河川敷の遊歩道もある癒しのスポットです。
【佐賀までひとっ飛び(佐賀空港)】
まとめ
いかがでしたでしょうか。古湯温泉の温泉街には約20件の温泉・旅館が立ち並んでいます。
熊の川温泉郷より車で10分程の距離にあるこじんまりとした温泉街です。
アルカリ性単純温泉で、公共の立寄湯である英龍温泉もありますよ。
日帰り入浴施設はもちろん、老舗の旅館でゆったりと貸切風呂を楽しむのもオススメです。
日帰りで遊びに来るもよし、連日温泉宿を巡ってみるのも魅力的ですよね。
自然に囲まれた温泉街で、安らぎのひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
名称: 古湯温泉街 ふるゆおんせんがい
住所: 佐賀県佐賀市富士町大字古湯
電話: 0952-51-8126
駐車場: 無料駐車場あり
古湯温泉のページ
※その他の佐賀市北部エリア(大和・金立・三瀬)の見どころスポットはこちら↓↓
【佐賀の飛行機+宿泊パック】
※当サイト内に掲載している情報は取材当時のものです。時間の経過により内容が変化して、実際と異なる場合がございますので予めご了承ください。
また、お気付きな点はプロフィールのアドレスまでどうぞ。誤記など指摘していただけると助かります。