佐賀の有明海にある海中鳥居です。
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潮の満ち引きが大きな有明海
海中鳥居がある太良町(たらちょう)は、満干時の潮位の差が他の地域に比べて大きく、その差が最大6mにもなることから「月の引力が見える町」といわれています。
自然豊かな海、有明海の干潟の中に立つこちらの海中鳥居は、30年ごとに建て替えられ、豊漁と海の安全を願う海の守り神として長い間大切にされてきました。
鳥居の近くにある大魚神社
鳥居があるのは国道沿いの大魚神社です。
大魚神社の成り立ちは今から約300年前の江戸時代、悪代官に手を焼いた住民たちは干潮に合わせて沖ノ島に誘って酒盛りをし、酔った代官を島に置き去りにして懲らしめようとしました。
やがて満潮となって島は沈みかけ、驚いた代官は竜神様に助けを求めるとそこに大魚(ナミウオ)が現れて代官を助けたそうです。
感激した代官は心を改め、この大魚神社と海中鳥居を作ったのがはじまりとされています。
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海の中に並ぶ4つの鳥居
大魚神社から少し離れた海岸には、海の中に4基の海中鳥居が並んでいます。
国道から少し入ったところにあり、有明海に赤い鳥居が点々と立つ神秘的な風景が広がります。
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現地には車で行く方が便利なので、自家用車かレンタカーの比較サイトから探すと安く借りられます。
近くには海中道路も
海中鳥居のそばには海中道路もあります。
干潮の時に姿を現す、有明海の沖へと続く道路で、特に冬場の海苔の養殖時期になるとこの道路を利用しての荷揚げ作業が盛んに行われます。
また、近くの道の駅では有明海で採れる竹崎カキや竹崎カニなど、海の幸に恵まれた太良町のグルメも味わえます。
まとめ
有明海の干満の差を通して月の引力が見える町と、海の中に立つ鳥居の神秘的な景色が広がる大魚神社です。
名称: 海中鳥居 かいちゅうとりい
住所: 佐賀県藤津郡太良町多良1875−51
駐車場:無料駐車場あり
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