時標-かごしまの街中にある維新モニュメントめぐり(その2)【鹿児島市】

NHKの大河ドラマで放映された「西郷どん」で人気の鹿児島。

そんな地元・鹿児島では、鹿児島中央駅と繁華街として賑わう天文館との1.5kmの間に、歴史モニュメント「時標(ときしるべ)」が点在しています。

今回は、前回に引き続き第二弾として、計7カ所あるうちの3つをご紹介します。

「イギリス艦、鹿児島湾に現る」

まずやって来たのは、加治屋町交差点にある大山巌(おおやまいわお)、西郷従道(さいごうつぐみち)、山本権兵衛(やまもとごんべえ)のオブジェです。

1862年(文久2年)、薩摩藩の大名行列にイギリス商人が馬に乗ったまま入り込んで、刀で切りつけられた生麦事件が発生し、この事がきっかけで1863年にイギリス艦が鹿児島湾に侵入。

イギリス艦の知らせを聞いた大山、西郷、山本の3人は、一刻でも駆け付けようと血相を変えて港に急いでいる、という緊迫したシーンを再現しています。

薩英戦争の発端となったこの事件ですがその後はお互いに親睦を深め、イギリスの援助のもと倒幕へと歴史が動くきっかけになりました。

大山巌(後の陸軍大将・大山元帥)、西郷従道(西郷隆盛の弟)、山本権兵衛(後の総理大臣)と、それぞれ明治政府において大きな功績を残した方々の、若き日のオブジェです。

「樺山、黒田、大いに語る」

次にやって来たのは、高見馬場交差点のモニュメントです。

左は後に初代台湾総督となる樺山資紀(かばやまのりすけ)、右は後に第2代内閣総理大臣となる黒田清隆(くろだきよたか)です。

安政5(1858)年に井伊直弼が大老になり、将軍の継嗣問題で薩摩藩を含む一橋派と激しく対立する混沌とした政治情勢の中、樺山や黒田など薩摩の若者たちが藩や日本の将来について日々語り合う場面を表現しています。

「島津重豪、薩摩の科学技術の礎を築く」

最後は鹿児島で一番の繁華街、天文館アーケードの中にある島津重豪(しまづひでしげ)と水間良実(みずまよしざね)のモニュメントです。

この天文館は薩摩藩の第8代藩主、島津重豪がつくった天文観測所があったことが由来。

重豪は天文学が好きで家臣の水間良実と共に薩摩暦を考案したり、藩校や造士館、医学院などを創設し、のちに明治維新へと続く技術面での礎を築きました。

そんな重豪が家臣の水間良実と共に、天文学について語り合っているシーンを再現しています。

おまけ

鹿児島銀行本店前にある「雷坊や(かみなりぼうや)」です。

こちらは雲に乗ったかわいいカミナリ様が、雨を降らせているかわいいオブジェ。

日本で昔からある「ししおどし」の仕掛けをモチーフにした見た目にも楽しい作品です。

まとめ

いかがでしたか?鹿児島では歴史を動かした人たちの思いや、その時代背景をより身近に体感できるための像が街中に点在しています。

鹿児島に観光の際はぜひどうぞ。

※その他の 鹿児島の「時標」シリーズ はこちら↓↓↓
関連記事:かごしまの街中にある維新モニュメントめぐり(その1)

名称: イギリス艦、鹿児島湾に現る
住所: 鹿児島県鹿児島市西千石町10-1
駐車場:付近の有料駐車場を利用

名称: 樺山、黒田、大いに語る
住所: 鹿児島県鹿児島市西千石町17-3
駐車場:付近の有料駐車場を利用

名称: 島津重豪、薩摩の科学技術の礎を築く
住所: 鹿児島県鹿児島市東千石町15-5
駐車場:付近の有料駐車場を利用

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