海からの贈り物として考えられてきた縁起モノのクジラ。
今回は、長崎にあるユニークなクジラのモニュメントめぐりです。
もくじ
佐世保シーサイドパークのクジラモニュメント
まずやってきたのは「させぼシーサイドパーク」
場所は、佐世保の海の玄関口である佐世保港フェリーターミナル近くの鯨瀬(くじらせ)埠頭にあります。
させぼシーサイドパークの基本情報(地図・アクセスなど)
名称 | させぼシーサイドパーク |
住所 | 長崎県佐世保市万津町 鯨瀬埠頭 |
駐車場 | 付近の有料駐車場を利用 |
こちらは勢いよく海から飛び出すように作られた、とってもインパクトのあるクジラの噴水オブジェです。
なお、こちらは「鯨瀬」の地名にちなんで作られた躍動感のあるモニュメントです。
公園ではパークのどこからでも佐世保港を望むことができ、海沿いにあるベンチからは、港の風景を楽しめます。
こちらは親柱と欄干でクジラの泳ぐ姿を表現し、迫力があるかっこいいオブジェです。
平戸・生月町博物館のクジラモニュメント
次にやって来たのは、平戸の北西部にある生月島。
生月島は江戸時代から続く捕鯨の基地として栄えました。
そんな島の博物館「島の館」の玄関前には、セミクジラの親子のモニュメントが出迎えてくれます。
生月町博物館の基本情報(地図・アクセスなど)
名称 | 平戸市生月町博物館 ひらどしいきつきまちはくぶつかん |
住所 | 長崎県平戸市生月町南免4289-1 |
電話 | 0950-53-3000 |
時間 | 9:00-17:00 |
駐車場 | 無料駐車場あり |
HP | 生月町博物館のページ |
まとめ
クジラは日本では古くから宮廷で薬として食されていました。
戦国時代にはそのスケールの大きさから「国を丸呑みする」イメージや、クジラの声が「轟き渡る」イメージから、戦国武将に好まれる生き物として定着。
江戸時代には捕鯨が盛んになり、庶民の縁起物として広く食べられるようになりました。
そんな日本人とは馴染みの深いクジラの躍動感あふれるオブジェは、捕鯨が盛んだったころを今に伝えています。
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