今回は鹿児島県にある、阿久根駅(あくねえき)と、川内港(せんだいこう)ターミナルをご紹介します。
どちらもななつ星で有名な水戸岡鋭治さんによって生まれ変わった、洗練されたデザインが特徴のおしゃれな建物となっています。
今回はそんな2つのスポットについてご紹介します。
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もくじ
鹿児島県の最西端にある阿久根駅
阿久根駅は大正11年に開業し、昭和24年には現在の姿の原型となる旧駅舎が完成。
国鉄およびJR九州の駅として活躍し、平成16年には九州新幹線の開業に伴い、現在の肥薩おれんじ鉄道に移管されました。
国鉄時代から使われていた歴史を感じさせる旧駅舎は平成26年に改修され、現在の「にぎわい交流館 阿久根駅」に生まれ変わっています。
水戸岡鋭治デザインの洗練された駅舎
駅舎の改修にあたり、デザインを手掛けたのは工業デザイナーの水戸岡鋭治さん。
JR九州の豪華寝台列車の「ななつ星in九州」や、観光列車「おれんじ食堂」も手掛けた有名なデザイナーです。
駅舎は外観こそ旧駅舎のイメージを残しつつ少し手直しした程度ですが、内部に入るとビックリ。
内装は九州の木材をふんだんに使った安らぎの空間で、木の温かみとともに地方都市の駅とは思えないほど洗練された美しい空間が広がります。
ピアノが置かれたウッディな待合室や、食堂や売店など、列車にのる予定がなくてもぜひ立ち寄ってみたいおすすめスポットになっています。
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人々の交流の場としての阿久根駅
阿久根市の玄関にある阿久根駅は、お客様をおもてなしする場所の役割とともに、地域の人々が集う憩いのスペースにもなっています。
ホテルのロビーのような落ち着いた雰囲気の待合室は、ミニコンサートやギャラリーなど多目的に使えるつくりになっていて、無料のジャズライブなどのイベントが開催されていることも、、、
さらに、本がたくさんある図書コーナーや、本棚に並んださまざまなジャンルの本は、待合室でゆっくり読むこともOK。
フローリングのキッズスペースには、木のおもちゃや木のボールプールなど、木に囲まれたやさしい環境で、子どもたちを遊ばせられるのは嬉しいですね。
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現地には車で行く方が便利なので、自家用車かレンタカーの比較サイトから探すと安く借りられます。
地元食材をつかったカフェ「阿久根屋」
阿久根駅にはカフェも併設されています。喫茶メニューはシフォンケーキやドリンクなど。
ランチタイムでは近くの阿久根漁港でとれた新鮮なさばを使った、「さばめし丼」や、阿久根市名産のボンタンを使った、「スイーツシフォンサンド」などがいただけます。
水戸岡氏による「川内港ターミナル 和の郷」
阿久根駅から車で30分ほどの 場所にある「川内港ターミナル」も、同じく水戸岡鋭治さんがデザインを手掛けた施設です。
川内港ターミナルは川内市と、国定公園にも指定された自然が豊かな甑島(こしきしま)を結ぶターミナルです。
こちらも阿久根駅と同様に、木材をふんだんに使用した木のぬくもりあふれる内装で、館内は和風テイストののれんや、子どもたちに人気の木のプールもあります。
また、併設されたショップでは、川内川あらしや甑島のグッズも販売。
カフェでは海を眺めながら、ゆったりとパンケーキやコーヒーなどのドリンクをいただけます。
ちなみに、川内港ターミナルにつく高速船も、水戸岡氏がデザインを手掛けています。
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まとめ
いかがでしたか?鹿児島県にある、阿久根駅と川内港ターミナルは、どちらも水戸岡氏によるデザインで木のぬくもりを感じられるもの。
列車や船に乗る予定がなくとも、空間そのものを楽しめるスポットになっています。
ぜひ、鹿児島にお越しの際は、木の優しさに包まれる空間で、穏やかなひとときを過ごしてみては いかがでしょうか。
名称: にぎわい交流館 阿久根駅 にぎわいこうりゅうかん あくねえき
住所: 鹿児島県阿久根市栄町1
時間: 10:00-21:00
電話: 0996-73-4850
駐車場: 無料駐車場あり
阿久根駅のページ
名称: 川内港ターミナル せんだいこうたーみなる
住所: 鹿児島県薩摩川内市港町京泊6131-23
電話: 0996-51-4110
駐車場: 無料駐車場あり
甑島商船のページ
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