今回、やって来たのは福岡市中央区にある「福岡市美術館」です。

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福岡市美術館とは？

福岡市美術館は、かつての福岡城の御堀がそのまま公園となった大濠公園の南東エリアにあります。

地下鉄の大濠公園駅から徒歩で約10分とアクセスもよく、池がひろがる自然豊かなところにあるミュージアムです。

公園の散策と合わせて美術鑑賞ができるスポットとなっています。

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前川國男氏による建物

美術館は近代建築の巨匠、前川國男氏による設計で、外壁は常滑焼による赤茶色をした磁器タイルで覆われています。

前川さんはモダニズム建築の旗手として戦後の日本建築界をリードした建築家であり、彼の影響を受けた建築が今も多数残っています。

福岡市美術館は平成28年（2016年）から2年半、大規模な改修工事のために休館したのち、令和元年（2019年）にリニューアルオープンしました。

「より開かれた美術館」をコンセプトに、公園と一体感を持つ美術館として新たな入口やカフェ、キッズスペースなどより快適でアクセスしやすい空間となっています。

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近代と古美術が共存する美術館

福岡市美術館は昭和54年（1979年）に開館し、古美術作品から現代美術まで幅広いコレクションを持つ公立の美術館です。

美術館では草間彌生の作品「南瓜」など約16,000点の幅広いコレクションを収蔵。

そのコレクションは多様で、近現代美術と江戸時代以前の古美術が共存しています。

作品の形状も絵画、彫刻、映像から屏風、陶磁器、染織りなど多岐にわたります。

九州にゆかりのあるコレクションも多く、アジア、ヨーロッパ、アメリカなどの作品も収蔵しています。

そんな40年以上にわたって収集されたものの中から、代表的な作品約300点が展示されています。

館内には、特にダリやミロ、シャガールといった世界的に名高い作家の作品も展示。

日本独特の伝統工芸品や仏教美術の展示も充実しており、国内外のアートを幅広く楽しむことができます。

旧福岡藩主・黒田家の菩提寺の一つ、東光院の仏教彫刻や黒田家から寄贈された家宝など、地域の歴史や文化を感じることができる貴重な品々も展示されています。

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館内にはカフェやレストランも

美術館ではカフェ「アクアム」やリニューアルされたレストラン「プルヌス」があり、アート鑑賞のほかにも食事や休憩を楽しむことができます。

特にカフェ「アクアム」では、大濠公園の景色を眺めながら様々なメニューを味わうことができます。

さらに館内には美術情報コーナーやショップ、ミュージアムホールなど、こちらは美術鑑賞だけでなく、様々な体験を楽しむことができます。

特にミュージアムショップではイチオシのキャラクター「こぶうしくん」が人気です。

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まとめ

いかがでしたか？今回は福岡市にある「福岡市美術館」についてご紹介しました。

入り口には美術館のシンボルとなっている草間弥生さんの黄色いカボチャのオブジェがお出迎えしてくれます。

リニューアルによって、建物自体も新しく綺麗になり、より快適にアートを楽しむことができるようになった福岡市美術館。

一階の常設展では写真撮影が許可されており、SNS映えするスポットとしても注目されています、

さらに新設されたカフェやレストランは、ホテルニューオータニによって経営されており、美味しい食事を楽しむことができますよ。福岡に来られた際はぜひどうぞ。

名称： 福岡市美術館　ふくおかしびじゅつかん
住所： 福岡県福岡市中央区大濠公園1-6
電話： 092-714-6051
時間： 9:30-17:30　月曜休み
駐車場： 有料駐車場あり
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