今回やって来たのは、福岡県大牟田市にある「石炭産業科学館」てす。
大牟田は福岡県の南部にあり、かつての三池炭鉱など石炭と関連が深い町としても知られています。
今回紹介する石炭産業科学館は、新大牟田駅から車で20分ほどの場所にあります。
もくじ
石炭産業科学館の基本情報(地図・アクセスなど)
名称 | 大牟田市石炭産業科学館 おおむたしせきたんさんぎょうかがくかん |
住所 | 福岡県大牟田市岬町6-23 |
電話 | 0944-53-2377 |
時間 | 9:30-17:00 月曜休み |
駐車場 | 無料駐車場あり |
HP | 石炭産業科学館のページ |
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大牟田の代名詞!石炭がテーマのミュージアム
大牟田市は明治以降、石炭による日本の産業・経済の発展に大きく貢献してきた地域です。
そんな大牟田にある石炭産業科学館は、石炭を中心としたエネルギー資源に関する施設です。
石炭の誕生から採掘の方法など、かつて日本の産業をささえ、日本の近代化の原動力となった炭鉱に関する資料の展示がされています。
文明元年(1496年)に農夫の伝治左衛門が、「燃える石」を発見したことが三池炭鉱の始まりと言われています。
館内は映像コーナーや体験コーナーなどに分かれていてどれも見応え十分です。
石炭の歴史がわかる展示室
入り口には高さ3メートルもある石炭層の展示からはじまります。
この石炭層をくぐって展示室に入ると、石炭採掘の歴史や技術について写真や映像、模型を使って詳しく説明。
また、三池炭鉱の近代化に貢献した人々の紹介など、炭鉱の町として栄えた大牟田や三池炭鉱について深く学ぶことができるコーナーがあります。
模擬坑道が体験できる!ダイナミックトンネル
科学館の一番の見どころが、炭鉱の様子を再現したダイナミックトンネルです。
炭鉱員のようにエレベーターに乗って、地下400mのところにある坑道に下りて炭鉱に入っていく、、、という一連のストーリーが、ホンモノさながらに模擬体験できます。
真っ暗なエレベーターの内部では赤いランプが回りながら、地下に降下するときのゴーっという効果音なども、とってもリアル。
ちなみに、乗り込んだゴンドラはガタゴトと揺れるだけで、実際には地下に下がるわけではありません。
薄暗いトンネルの先にある炭鉱の世界
ようやくエレベーターの扉が開くと、そこは薄暗いトンネルになっていて、まさに海底はるか深くの炭鉱におりてしまったのかのような雰囲気です。
奥に進むと炭鉱員さんたちの人形で当時の石炭採掘の様子がリアルに再現され、とっても見ごたえがあります。
トンネル内では、電気機関車や炭砿で活躍した特殊用途の大型機械など、三池炭鉱で使用されたさまざまな機械や設備を展示。
ホンモノさながらの臨場感にあふれ、炭鉱体験ができるユニークなスポットで、ちょっとたテーマパークのように子ども連れでも楽しめます。
エネルギーがわかる!体験コーナー
ダイナミックトンネルを出た後は、エネルギー体験コーナーがあります。
ランニングマシンを使ったり、空気や熱の力を使ったりしながら、エネルギーとは何か学ぶことができるコーナーです。
体験できる内容は全部で8種類。体験しながら楽しく学べるのが魅力です。
エネルギー体験の遊具や採掘の様子を再現した映画など、小さいお子さんでも分かりやすいように、楽しく学べるコーナーになっています。
映像ホールや図書館コーナーも
ホールで上映される映画では、地球が誕生してから石炭ができるまでの歴史や、人々がどのように石炭と関わってきたのか解説されています。
さらにエネルギーと地球環境問題などについて、光と音を利用しながら映像により紹介。
図書館コーナーでは、石炭関連の本やビデオが用意してあり、自由に閲覧することが可能です。
科学館までのアクセス
科学館は大牟田の町から海側の郊外にあり、駅から少し離れています。
そのため、科学館に向かうには大牟田駅からレンタサイクルやバス、または自動車がオススメ。
場所的にはイオンモール大牟田のすぐ近くのため、まずはイオンモール行きのバスに乗り、終点でおりてイオンモールの中を通っていくと、隣接する科学館に到着できます。
まとめ
石炭産業科学館は、炭鉱のまちとして活気あふれるころの大牟田の歴史と、石炭について楽しく学べる施設です。
日本の近代化を支えた石炭をテーマにした科学館として、館内には近代的な採掘機械やパネルによる資料が展示されています。
大牟田の石炭や炭鉱を知るには、まずここからがオススメ。
館内は入場料かかかりますが、常設展示の他にも、石炭産業の歴史やエネルギーについての特別展が開催されることがあります。
大牟田市に行く機会のある方は、ぜひ訪れてみてください。
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