「天真名井」地上で最初に水が湧き出たとされる聖地【高千穂】

今回ご紹介するのは、高千穂町の天真名井(あまのまない)です。

神話の舞台として多くの伝説がある高千穂で、「地上のはじまりの湧水」とされているのがこの天真名井。

高千穂峡の代表的な景勝地「真名井の滝」の水源であるとも言われています。

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高千穂にある知る人ぞ知る水源

天真名井は天然の湧水です。

天真名井はただの湧水スポットではなく、神話の天孫降臨の中に出てくる場所として有名です。

神話によると、日本神話の最高神である天照大御神(アマテラスオオミカミ)の命で、孫の天孫瓊々杵尊(ニニギノミコト)が地上に降臨したとき、地上には水がなかったため天から水種を持ってきて、湧き出た神水とされています。

その言い伝えから、地元の人から御神水として信仰が深いのもうなずけますね。

高千穂神社は春に、くしふる神社は秋にそれぞれ行われる例祭で御旅所として、お神輿が来て神楽が奉納されます。

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ケヤキのふもとにある湧水

場所は荒立神社の近くにあります。

道路から少し入ったところで街中にひっそりとあり、ちょっとわかりにくい隠れスポット。

現地は街中から離れているため、車で来られるほうがベターです。

児童公園の近くの巨木にしめ縄がかかっています。

高千穂の天真名井と呼ばれる場所は天孫降臨の関連のスポットとして、この泉のある一角だけとてもおごそかな雰囲気がただよいます。

神代川(じんだいがわ)の脇にある2本の大きなケヤキの木です。

樹齢1000年以上とされる樹木の根元から、霊験あらたかな天然の湧き水が出ているという、なんとも不思議な場所です。

日本に最初に神が降臨した神聖なところで、日本における水の起源ともされるスポットです。

なお、昔に比べると水量は減っていてずっと湧きつづけていないため、水はにごっていて飲用はできません。

石段を上った森のなかには石造りの小さな祠(ほこら)があり、水神様がまつられています。

耳を澄ますと川のせせらぎが聞こえる天真名井は、神秘的な雰囲気がただようパワースポットです。

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近隣の「夜泣き石」にも伝説が

天真名井から神代川の対岸には、川沿いの道を進んで行くと「夜泣き石」といわれる岩があります。

ニニギノミコトの子供を宿したコノハナサクヤヒメがあまりの難産にこの石に抱きついてお産をしたという伝説がある石で、今ではこちらの周辺は公園として整備されています。

石に触れると子供の夜泣きが治まるとされ、昔は激しい夜泣きに悩むお母さんが子供を抱いてお参りにきたとも言われています。

また、村に災いがある時は前触れとして石がうごき、音を出して知らせたとの言い伝えもあります。

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まとめ

神話の舞台、高千穂にある「天真名井」は地上の水の始まりとされる湧水が出るスポットです。

専用の駐車場はありませんがすぐ近くに「くしふる神社」や、車で数分の場所には「荒立神社」もあります。

高千穂観光の際はぜひ立ち寄ってみてくださいね。

名称: 天真名井 あめのまない
住所: 宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井472
駐車場: 無料駐車場あり
天真名井のページ

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