「旧大野木場小学校被災校舎」全焼した校舎が残る場所!自然災害のすごさが分かる砂防みらい館【島原】

今回やってきたのは、長崎県島原市にある「旧大野木場小学校被災校舎」です。

場所は国道57号線から少し山の方に入ったところにあります。

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旧大野木場小学校(きゅうおおのこばしょうがっこう)

平成3年(1991年)、雲仙普賢岳の噴火で被災した小学校の校舎が、そのままの状態で保存されています。

教室内はどこもまる焦げで、床の基礎部分がむき出しになっています。

火砕流の熱風で窓ガラスは熔けて、アメのように曲がりくねった窓枠しか残っていません。

火砕流は9月15日の夜間・18時54分に発生しましたが、避難が徹底していたために人的な被害はありませんでした。

校庭に立つと普賢岳がものすごく近くに感じます。

爆風によって一瞬で焼失してしまったようすなど、自然災害の恐ろしさがリアルに体感できます。

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大野木場砂防みらい館

校舎の横には、大野木場砂防みらい館(おおのこばさぼうみらいかん)が併設されています。

館内は雲仙普賢岳の資料館になっていて、災害の状況などが写真やパネル等で展示されています。

最上階にある展望台からはガラス越しに巨大な普賢岳を一望できます。(入場料は無料)

みらい館は国土交通省の所管による「大野木場監視所」という正式名称で、溶岩ドームの監視と避難のために平成14年にできました。

再び火山活動が活発になることはないか?監視カメラや地震計、雨量計などで日々、雲仙普賢岳の観測が行われています。

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現地には車で行く方が便利なので、自家用車かレンタカーの比較サイトから探すと安く借りられます。

まとめ

普賢岳の火砕流がもたらした強烈な熱風によって、全焼した校舎がそのままの状態で残された貴重な場所。

災害のツメ跡が生々しく、自然の驚異と災害のすざましさを実感できます。

見学している人はほとんどいませんが、迫力のある普賢岳を間近で見られる穴場スポットです。

島原に来られた際には、がまだすドームなどとともにぜひどうぞ。

名称: 大野木場砂防みらい館(旧大野木場小学校被災校舎)
住所: 長崎県南島原市深江町2101
時間: 9:00-16:30
電話: 0957-72-2499
駐車場: 無料駐車場あり
大野木場砂防みらい館のページ

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