朝倉文夫は豊後大野市に生まれ、精巧で表現豊かな数々の名作で「東洋のロダン」と呼ばれた方。
明治から昭和にかけて活躍し、日本近代彫刻の基礎を築いたとっても有名な彫刻家です。
代表作には国重要文化財の「墓守」や早稲田大学の大隈重信像などがあります。
ちなみに、中学時代は瀧廉太郎と同じ学校に通っていて、岡城址の滝蓮太郎像も有名です。
そんな彼の生まれ故郷であるこちらの朝地町には、朝倉文夫の偉業を伝える記念館や公園が作られ、
全面ガラス張りの館内には「墓守」など美術の教科書で見たことのある貴重な作品が展示されています。
*ちなみに、館内は個々の作品の撮影は禁止のため、全体の雰囲気のみ撮影しました。
館内は圧巻の朝倉ワールド
第1展示室は「墓守」などの作品や、愛用していた道具などゆかりの品々を展示。
第2展示室は裸婦の像をメインに展示されています。
第3展示室はガラッと変わってたくさんのネコがいるカワイイお部屋。
とってもリアルな猫の彫刻を展示され、今にも動き出しそうなものなど、猫の魅力がいっぱいの圧巻のネコワールドが広がります。
第4展示室は鍛え上げられた男性の裸像のオンパレード。
優しい女性像やカワイイ猫の表情、男性の力強さなどリアリティな彫刻でまさにホンモノの名作が揃う美術館です。
屋外にもアートな作品を展示
さらにこちらにある16ヘクタールの広大な公園内には、毎年秋に開催される彫刻展に入賞した作品が屋外展示されています。
まとめ
のどかな公園を散歩しながら美術鑑賞!
名称:朝倉文夫記念館 あさくらふみおきねんかん
住所:大分県豊後大野市三重町市場1200
電話:0974-72-1300
駐車場:無料駐車場あり
朝倉文夫記念館のページ
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