今回ご紹介するのは、佐賀県の武雄市にある「カッパの誓文石」です。
武雄市橘町を流れている潮見川には昔、カッパが住んでいたという伝説があり、カッパ伝説発祥の地とされています。
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カッパの伝説が残る潮見神社
神社には12体ものカッパの石造物があり、昔からこんな伝説があります。
彼が命じられたは、常陸国鹿島にある春日大明神を奈良の春日山に移す工事です。
島田磨は大工の棟梁に99体の人形を作らせ、その木製の人形におまじないをかけてせっせと働かせました。
工事が完成したあと、用無しとなった99体の人形は全て川に捨てることに。
のちにその人形がカッパとなり、人や家畜に害を与えて困らせるようになったと言われています。
そんなカッパたちはご主人と仰ぐ橘公業(たちばなのきみなり)が佐賀県武雄市にあった潮見城の初代城主として京都から赴任した際に、いっしょについてきて潮見川に住み着いたと言われています。
ちなみに地元ではカッパのことを、大工の弟子とか、兵主部(ひょうすべ)とも言われています。
なお、佐賀市の街中にある佐嘉神社にもカッパの神社があり、木製の兵主部様がまつられています。
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カッパとの約束とされる「誓文石」
昔から潮見川(六角川)に住んでいたカッパは繰り返し子供達に悪さをしていました。
これを見かねた潮見神社の宮司さんがカッパたちを集め、話し合った末にある約束事を取り交わしました。
潮見川にある誓文石には、「カッパたちよ、この石に花が咲いたら、お前たちに人間一人をくれてやろう。それまでは決して人間に害を与えてはならない」と書いてあるそうな、、、
その後、カッパたちも悪さをせず、おとなしくなったそうです。
カッパの町、橘町
誓文石の近くには、色んな表情をしたカッパの石像がいっぱいあります。
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現地には車で行く方が便利なので、自家用車かレンタカーの比較サイトから探すと安く借りられます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
全国のさまざまなところてカッパの伝説はありますが、今回は武雄エリアについてご紹介しました。
カッパ伝説発祥の地、橘町のシンボルでもあるカッパたちに会いに行ってみませんか?
武雄に来られたらぜひどうぞ。
名称: かっぱの誓文石
住所: 佐賀県武雄市橘町潮見 潮見神社前
駐車場: 無料駐車場あり
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