今回やってきたのは、鹿児島県薩摩川内市にある藺牟田池県立自然公園(いむたいけけんりつしぜんこうえん)です。
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薩摩川内の山奥にある湖
藺牟田池(いむたいけ)は鹿児島の山奥にあり、周囲を山に囲まれた火山湖です。
まわりは遊歩道が整備され、手漕ぎのボートや池を周回するレンタサイクルも楽しめます。
湖畔には約2000本ほどの桜並木があり、春はさくら、秋は紅葉で多くの人々が訪れます。
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めずらしい浮島(うきしま)
池の中にある小島のように見えますが、植物が枯れて堆積し島のようになって池に浮かんでいます。
藺牟田池にはそんな浮島が300個近くあり、湿原でこれだけ見れるのは極めて珍しく、国の天然記念物に指定されています。
藺牟田池は希少な野生動植物種であるベッコウトンボや、水鳥が生息する自然が豊かな湿地として、2005年にラムサール条約湿地として登録されています。
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現地には車で行く方が便利なので、自家用車かレンタカーの比較サイトから探すと安く借りられます。
落羽松(ラクウショウ)の木
藺牟田池でインスタ映えするスポットとして人気なのが落羽松(ラクウショウ)の木です。
疎水の取水口の近くにある、池に生えた木で、遊歩道のすぐそばで見られます。
場所は池の周りをぐるっと回る途中に駐車場があるので、そこに車を止めて歩くほうが近いです。
もとは北アメリカ原産の落葉針葉樹で水がある湿原地帯を好み、根っこが水に浸かった状態で育つとても珍しい樹木です。
日本では沼杉(ぬますぎ)と呼ばれています。
幹の周りには木が呼吸するための根っこ(気根)がにょきにょきと出ています。
水の中から太い幹を伸ばした樹木が、水面に反射してキラキラと輝く姿はとってもキレイです。
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近くには巨大な水車も
藺牟田池のすぐ近く、藺牟田池に行く途中にはとても巨大な水車があります。
名前は世界一郷水車(せかいいちごうすいしゃ)
高さ約13メートル、重量15トンの木造で、水車がまわっている姿はとてもダイナミックで迫力があります。
ちなみに1991年にできた当時は日本一でしたが、今では熊本や岡山にこれを超える水車があります。
地元に伝わる龍の伝説にちなんで、藺牟田池に向かう道沿いには龍のモニュメントもあります。
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まとめ
鹿児島の山奥にあり、貴重な自然が残るとっても静かな藺牟田池。
池にぷかぷか浮かぶ浮島や、しずかな水面に生える落羽松など、絵になる風景が広がります。
幻想的な世界に引き込まれ、心癒される別世界のスポットです。
名称: 藺牟田池 いむたいけ
住所: 鹿児島県薩摩川内市祁答院町藺牟田
駐車場: 無料駐車場あり
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