今回ご紹介するのは、大分県別府市にある八幡竈門神社(はちまんかまどじんじゃ)です。
温泉街として有名で、観光客が多い別府。
この別府市内に大人気マンガ「鬼滅の刃」の主人公「竈門(かまど)炭治郎」と同じ名前の神社があるとして、鬼滅ファンから注目されています。
今回はそんな八幡竈門神社についてご紹介します。
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鬼滅の刃の聖地「八幡竈門神社」とは?
JR日豊本線「亀川駅」から車で約1分ほどのところにある神社です。
現地は高い山の斜面に位置しており、境内からは別府湾が一望できます。
駅から歩いて向かうと徒歩で約30分ですが、坂道なので少し大変です。
現地では70台ほどの駐車場も完備されているため、車やタクシーで行くのがおすすめです。
八幡竈門神社はマンガ「鬼滅の刃」の主人公と同じの名前というだけでなく、鬼の伝説も数多く残っている神社となっています。
神社では龍の頭に見える木、九十九段の石段、なで亀など多くの観光スポットが点在しています。
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亀のオブジェ「なで亀」
神社の創建は奈良時代の神亀4年(727年)とされ、神社の一帯は「亀川」と呼ばれたり神社の紋章も亀甲をモチーフにしたものなど、亀と深い関係がある神社となっています。
毎年恵方神のつかさどる最も縁起の良い方角(恵方)を向いているとされ、願いを込めてなでるとその願いがかなうとされています。
神社に残る鬼の伝説の一つで、昔この地域に住む人食い鬼がいて、人々を苦しめていました。
人々は八幡様に相談したところ、八幡様は鬼に対して「一晩で百段の石段を作れなければ、里山に近づいてはならない」という約束をしました。
鬼は九十九段の石段をつくって、あと一段というときに夜が明けてしまい間に合わなかったため、それからは人々の前に姿を現さなくなったとされています。
そんな石段をのぼった先にある神社の境内には、昭和3年に第一次大戦の戦勝記念で奉納されたホンモノの機雷が飾られています。
現地には車で行く方が便利なので、自家用車かレンタカーの比較サイトから探すと安く借りられます。

鬼が忘れた石草履も
神社に残る鬼の伝説のニつ目は、石段をつくっていた鬼が忘れたとされる石草履です。
中に足を入れてみると、鬼がどれだけ大きかったかが想像できます。
人間がこの草履を履くとみるみる力が湧き上がり元気になる、との言い伝えがあります。
ちなみに鬼の指が三本なのは、貪欲・嫉妬・愚痴を表しており、知性と慈悲が欠けていると言われています。
これも漫画で描かれている鬼の様子とシンクロする部分となっています。
魂依(たまより)の木
八幡竈門神社の御神木である「魂依の木」は、樹齢約500年の「イチイガシ」という種類の木です。
幹が空洞になっており、神秘的な雰囲気が漂うパワースポットとなっています。
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まとめ
いかがでしたか?今回は大分県別府市にある「八幡竈門神社」についてご紹介しました。
別府温泉からも近くてアクセスが良いため、温泉旅行と合わせて訪れる方も多い「八幡竈門神社」
境内にはマンガ「鬼滅の刃」の世界観とシンクロしたスポットが点在し、特に主人公の「竈門炭治郎」の名前が神社に使われていることで、ファンからは聖地とされています。
そんな神社の絵馬には鬼滅の刃のイラストが多く描かれており、登場人物のキャラクターをイメージした着物と同じ柄の御守りもあり鬼滅ファンの人気スポットとなっています。
別府温泉に来られた際は、ぜひ立ち寄ってみてください。
名称: 八幡竈門神社 はちまんかまどじんじゃ
住所: 大分県別府市内竈1900
電話: 0977-66-1633
駐車場: 無料駐車場あり
八幡竈門神社のページ
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