宮崎県の西都市にある都萬神社(つまじんじゃ)です。
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日本で最初の結婚式
こちらは続日本後記の中で承和4年(834年)に記載されているほど古く、由緒ある神社です。
都萬神社は邇邇芸命(ににぎのみこと)が高天原から地上に降り立ち、妻の木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)と日本初の結婚式(婚礼儀式)を行ったとされる場所。
そのため神社に参拝すると恋愛がうまくいき、良縁にめぐりあえる!「縁結びの神様」として多くの女性が訪れています。
また木花開耶姫命は3人の子供を無事に出産したことから、「安産の神様」としても知られています。
日本のお酒はここからはじまった
境内には「日本清酒発祥の地」の碑があります。
これは木花開耶姫命(このはなさくやひめ)が三つ子の皇子を産んで母乳が足らなくなった時に、お乳の代わりに甘酒を与えたという言い伝えから清酒発祥の地とされています。
また、母乳が足らなくても甘酒を作って三人の皇子を立派に育てたことから、「子育ての神」とも言われています。
くぐるとハッピーになる楠の木
清酒発祥の碑の横には、千年クスの「洞洞木(どうどうぼく)」があります。
境内の千年楠で作られた木洞で、願いごとを心で言いながら潜り抜けるとその願いがかなうパワースポットとされ、多くの参拝者が潜っています。
拝殿には長さは3.5mの「日本一の大太刀(おおだち)」があります。
今から560年以上前の1451年に献上されたという刀で、拝殿の壁に掛けられています。
女性の象徴とされる「くすのき」
さらに、境内には樹齢1200年で国の天然記念物に指定された大楠「妻のクス」がそびえています。
過去に2回、幹の空洞部分からの出火で幹の内部はほとんど焼け焦げて、どう見ても枯れているようにしか見えませんが、、、、、
幹から伸びる上部の枝からは葉が青々と茂っています。
まさに不死身の生命力!妻として家庭を支える、女性の強さを表しています。
まとめ
日本で初めての結婚式が行われ、縁結びや安産、子育てなど女性に縁の深いご利益があることで人気の「都萬神社」です。
名称: 都萬神社 つまじんじゃ
住所: 宮崎県西都市妻1
駐車場:無料駐車場あり
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