北九州市小倉の平尾台です。
こちらは日本三大カルストの一つで、南北6km、東西2kmにわたりゆるやかな丘のところどころに結晶質石灰岩がボコボコ出ている台地です。
見学できる洞窟のひとつ
そんな国定公園にも指定されている平尾台には200以上とも言われる洞窟がありますが、そのうち一般の人が入洞できる観光洞として有名な一つが「牡鹿洞」です。
駐車場から坂道をどんどん降りていくと、巨大な洞窟が見えてきます。
ナウマンゾウも落下した巨大な穴
こちらの入口はぽっかりと地面に開いた世界的にも珍しい垂直の洞窟で、
階段でずっと30m以上降りるとようやく洞窟の底に着きます。
上を見上げると、天井にぽっかり空いた巨大な穴。
なお、こちらの洞底からは穴に落ちたらしい!?ナウマンゾウやヤベオオツノジカなど、珍しい化石が数多く発見されています。
さらに奥までつづく洞窟
なお、階段を下りた先には下りの洞窟がまだまだ続きます。
奥に進むと雰囲気のいい鍾乳洞が左右に約130mづつ続いていて、いろんな形の岩がありワクワク、ドキドキの探検気分。
めずらしい巨大な縦穴を降りると、ひんやり気持ちいい神秘の空間。
探検気分を味わえる平尾台の牡鹿洞です。
名称:平尾台 牡鹿洞 ひらおだい おじかどう
住所:小倉南区平尾台2丁目6-58
電話:093-451-0165
駐車場:無料駐車場あり
※当サイト内に掲載している情報は取材当時のものです。時間の経過により内容が変化して、実際と異なる場合がございますので予めご了承ください。
また、お気付きな点はプロフィールのアドレスまでどうぞ。誤記など指摘していただけると助かります。