今回やって来たのは、福岡市博多区にある東長寺(とうちょうじ)です。
東長寺は弘法大師が開いた日本最古の霊場とされ、「福岡大仏」「五重塔」など見所がいっぱいのスポットです。今回はそんな東長寺についてご紹介します。
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東長寺とは?
九州最大のターミナル駅である博多駅から歩いて10分、または地下鉄空港線の祇園駅を降りてすぐのところに東長寺はあります。
車通りの多い片側4車線の大博通りに面しているにも関わらず、広大な寺院の敷地内に入ると都市の喧騒を忘れさせるような静かな空間が広がっています。
東長寺は今から1200年以上前の平安時代、806年に弘法大師の空海が修行を終えて帰国し、最初に建てたお寺とされています。
密教が東方に長く伝わるように願いを込めて名付けられた「東長寺」
お寺には唐の仏像や経本などが多く、九州における真言宗の拠点として年間を通じて多くの参拝者が訪れます。
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高さ10メートル!日本最大の木造坐像
高さはなんと10.8メートルもあり、この108という数字は人間の煩悩の数からきているとされています。
そんな福岡大仏は日本最大級の木造坐像で、重さは30トンもあります。正面に立つだけで、その迫力と美しさに圧倒されること間違いなし!
こちらは撮影は禁止されているため、現地でのみその姿を拝観することができるレアな大仏様となっています。
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現地には車で行く方が便利なので、自家用車かレンタカーの比較サイトから探すと安く借りられます。
真っ黒な暗闇を歩く!地獄・極楽めぐり
福岡大仏は鑑賞だけでなく、大仏の胎内に入って地獄・極楽巡りができます。
案内に従って大仏の胎内に入ると、そこには地獄の様子を描いた絵とともに音声による説明が流れています。
子供だったら確実に怖がるクオリティの地獄絵で、その先には明かりひとつない真っ暗な細い道が続いています。
目を開けているかわからなくなるほどの暗さの中、手すり一本だけを頼りに歩いて行きます。
いつまで続くのかと不安になりますが、歩きながら右側の腰の高さにある輪っかのようなものを触ることができれば極楽へ行けるとされています。
暗闇の中でこの輪っかにたどり着くことができれば、達成感はひときわとなりますよ。
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境内には圧巻の五重塔も!
東長寺の敷地内でひときわ目を引くのは、高さ26メートルの五重塔です。
平成23年に完成した五重塔は、総檜造りで京都の醍醐寺にある五重塔をモデルとしています。
ビルを背景にした朱塗りの五重塔は非常に印象的で、塔の下に立って見上げればその迫力と美しさに圧倒されます。
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まとめ
いかがでしたか?今回は博多駅の近くにある「東長寺」についてご紹介しました。
境内には、福岡藩主である黒田家のお墓もあり、歴史的な背景を感じることができます。
お寺の近くには、国史跡の聖福寺をはじめとする多くの寺院があり、お寺巡りも楽しむことができるスポットとなぅています。
地獄と極楽が垣間見えるこのお寺で、ぜひ清らかな心を取り戻してみてはいかかがでしょうか。
名称: 東長寺 とうちょうじ
住所: 福岡県福岡市博多区御供所町2-4
電話: 092-291-4459
時間: 9:00-16:45
駐車場: 付近の有料駐車場を利用
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