大村公園(大村市都市公園)は、城跡に作られた市民のいこいの場です。
大村公園はもともとキリシタン大名、大村純忠の居館やお城があったところで、家族連れにも人気のスポット。
園内は大村桜や菖蒲など花見の名所で、日本のさくら名所100選にも選ばれています。
今回は日本の歴史公園100選にも選ばれた、大村公園の魅力をご紹介します。
大村公園の基本情報(地図・アクセスなど)
名称 | 大村公園 おおむらこうえん |
住所 | 長崎県大村市玖島1丁目45-3 |
駐車場 | 無料駐車場あり |
HP | 大村公園のページ |
大村湾に浮かぶ小島の中にある龍神社
島は長さ50メートルもある竜神橋でつながっていて、島まで歩いて渡ることができます。
こんもりと木々が覆う竜神島には、園内にある3つの神社のうちのひとつである「龍神社」が祀られています。
木々に守られる小さな神社は現在はコンクリート造になっていて、石造のような趣があります。
龍神社の起源は約300年前(1708年)、この地を統治していた大村藩藩主の大村純尹(すみまさ)が興しました。
境内には狛犬ではなく観音像が建っているなど、神仏習合の面影があちこちで見られます。
参拝をすると、神社の脇を抜けて島のふちに出ることができ、おだやかな大村湾の風景がひろがります。
竜神島は5分で1周できるほど小さな島なので、島の隅々まで探索してみるのも楽しいです。
大村城跡にある「大村神社」
旧大村城の跡地は高い石垣で囲まれていて、当時の面影を見ることができます。
かつてのお城があった本丸跡には、代々の大村藩主をお祀りする大村神社があります。
社殿の横には、幕末のころ最後の藩主となった大村純熈(すみひろ)の像があります。
朱色の鳥居が鮮やかな玖嶋稲荷神社
大村公園にある3つめの神社は、多くの鳥居が並ぶ玖嶋稲荷神社(くしまいなりじんじゃ)です。
お稲荷さんの総本山である京都の伏見稲荷より1480年に分霊を受け、大村藩の守護神としてまつられています。
まとめ
いかがでしたか?
大村公園はかつて大村藩主が居住した大村城の城跡や大村神社のほか、広々とした池や桜田の堀、築城の名手と名高い加藤清正が築いた板敷櫓(いたじきやぐら)など、広い敷地内に見どころがいっぱいです。
また、大村公園は日本のさくら名所百選にも選ばれ、春のシーズンには桜並木や花菖蒲などを見に花の季節になると多くの方が訪れます。
大村に来られた際はぜひどうぞ。
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