今回やって来たのは、熊本県宇城市にある永尾劔神社(えいのおつるぎじんじゃ)です。
永尾劔神社はおだやかな八代海に面したところにあり、海に浮かぶ鳥居や、地元では毎年8月に行われる「八朔祭」が有名なスポットです。
今回はそんな永尾劔神社についてご紹介します。
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永尾劔神社の歴史
永尾劔神社は海にある鳥居と、対面の丘の上に本殿がある神社です。
神社の歴史はかなり古く、今から1300年以上前の創建713年(和銅6年)です。
海の神様である海童神(わだつみのかみ)が、エイに乗って海から山を越えようとしたところ失敗し、この場所に落ち着いた、、、という伝説もあります。
エイの尾の部分が劔の形に似ているので、永尾劔神社と言われるようになったとされています。
神社には「永尾神社」「永尾剣神社」「永尾劔神社」の3つ表記があり、どれが正式名称なのかはわかりません、、、
氏子さんの中には、エイは神様の使いなので絶対に食べないという人もいるそうです。
また、永尾劔神社は胃腸病にご利益があるとされ、各地からたくさんの参拝客が訪れます。
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海に浮かぶ鳥居と灯篭
永尾劔神社の一番の見どころといえば、広い海にぽっかりと浮かんでいるように見える!?石造りの鳥居と2本の灯篭が有名です。
八代海が満潮のときになると、海の中に建っているように見えてとても幻想的です。
SNSの撮影スポットとしても人気で、干潮の時間帯は鳥居の場所まで歩いて行くことができます。
満潮と干潮の時間帯は時期によって違うため、永尾劔神社を訪れる際にはホームページなどでチェックしてから行くようにしましょう。
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現地には車で行く方が便利なので、自家用車かレンタカーの比較サイトから探すと安く借りられます。
丘の上に建つ永尾劔神社
永尾劔神社の本殿は、鳥居がある海に対面するような丘の上にあります。
海の方を向いて建てられた本殿は、古い歴史を感じさせる風貌をしていて、本殿の横には永尾劔神社の名前の由来でもあるエイの絵が描かれた絵馬を見ることができます。
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毎年行われる八朔祭
永尾劔神社では毎年、旧暦の8月1日頃に「不知火(しらぬひ)」が出現する時期に合わせて八朔祭が行われます。
「不知火」とは、旧暦8月1日前後の干潮未明にだけ八代海に現れる不思議な火のこと。
蜃気楼の一種だと考えられていますが、いつもは静かな神社の境内も、この八朔祭の時だけは不知火をひと目見ようと県内外からの多くの人で賑わいます。
お祭りでは鳥居の周りに海上花火が上がり、迫力ある景色が見られます。
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まとめ
いかがでしたか?今回は神秘的な鳥居と、丘の上に本堂がある永尾劔神社について紹介しました。
鳥居を撮影するには12月下旬~1月の上旬もおすすめです。
この時期は夕焼けがきれいで、特に日没近くには、鳥居の真ん中に沈んでいく幻想的な夕日を見ることができます。
海に浮かぶ鳥居のある永尾劔神社は、SNSのフォトジェニックな写真が撮影できたり、パワースポットとして、もっと知名度がアップする可能性がありそうですね。
興味のある方はぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
名称: 永尾劔神社 えいのおつるぎじんじゃ
住所: 熊本県宇城市不知火町永尾658
駐車場: 無料駐車場あり
永尾劔神社のページ
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