東名縄文館-日本最古級がいっぱい!縄文の暮らしを今に伝える「東名遺跡」【佐賀市金立町】

今回ご紹介するのは、佐賀市にある東名縄文館です。

東名遺跡は約7000年前という太古の昔、有明海の海岸線があった場所にドロが堆積し、運よく昔の遺跡がそのまま粘土質の地層に埋もれました。

そのためこの遺跡では日本最古クラスのものが多数出土する、知る人ぞ知る穴場スポットになっています。

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日本最古級がゴロゴロ!

資料館に展示されているものは、「◯◯発祥の地」「◯◯のルーツ」と称されるモノがいっぱい!

例えば、、、日本最古級の「網かご」です。

日本における手提げバッグやファッションの原点!?

かと思いきや、、、昔の人はもっと現実的で、地面に穴を掘ってこの網かごを入れ、中に木の実を入れて貯蔵する冷蔵庫の役割をしていました。

※上のカゴはレプリカです。

遺跡では数百ヶ所の貯蔵用の穴があり、このタイプの網かごも多く見つかっています。

食文化やファッションの元祖!?

約7000年前の「木のお皿」です。

こちらは言わば日本の食文化の出発点!?素朴で木のぬくもりのあるいろんなお皿が並んでいます。

髪飾りの「櫛(くし)」もあります。

精巧に作られた木製のクシで、日本のファッションのルーツ!? この櫛は髪をたばねるために使われていました。

他にも首飾りや矢じり、貝塚などの出土品も展示されています。

7000年前のペットのご先祖様

遺跡からはイヌのホネも出土しています。

これも国内最古級だそうで、日本におけるペットの元祖かも!?

日本最古のお面!?

ユニークなのが、こちらの木でできた「お面」です。

何に使われたかは不明ですが、紐を結ぶ穴もあり、人の顔をしています。

日本のお祭りの原点!?または、コスプレの発祥の地!? とっても謎の多い、ロマンあふれる展示品です。

まとめ

遺跡から出土した食卓をいろどる食器や、おしゃれアイテムの櫛(くし)や首飾り、生活に便利な編みカゴなど多くの展示品が並ぶ館内。

約7000年前の縄文時代の暮らしを今に伝えています。

人ぞ知る穴場スポットの東名遺跡資料館です。

名称:東名縄文館 ひがしみょうじょうもんかん
住所:佐賀県佐賀市金立町大字千布 巨勢川調整池内
電話:0952-40-7368
駐車場:無料駐車場あり
時間:10:00-13:00(土・日・祝は16:00)
東名縄文館のページ

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