近代活版印刷発祥の地-長崎からはじまった「伝える」シリーズその2-印刷物の原点【長崎市】

かつて日本の玄関口として外国との交易があった長崎。

そんな長崎が出発点となり、今でもコミュニケーションの重要なツールの発祥地めぐりの第二弾!

今回は長崎からはじまった、伝達手段として重要な要素である「印刷」の出発点のご紹介です。

近代活版印刷発祥の地

やって来たのは「近代活版印刷発祥の地 新町活版所跡」のモニュメントです。

場所は賑橋停留所の近くに長崎消防局があり、その裏にある共済会館の道端にあります。

長崎出身の本木昌造がこの場所で新町活版所を創設した事を記念して設立されたモニュメントです。

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本木昌造とは?

活版印刷術はドイツのグーテンベルクによって1450年代に発明され、一般の庶民も書物が読めるようになりました。

日本では本木昌造が初めて鉛版印刷を行い、さらにウイリアム・ガンブルの元で金属でできた活字の鋳造にも成功しました。

長崎公園には本木昌造の像があります。

1870年にこちらの新町活版所を開いて、書物の印刷や新聞の発刊がスタートしました。

石碑の横には透明なケースがあり、中には当時の鉛製活字(レプリカ)が並んでいます。

活字を使って「我が国の近代印刷文化の祖・本木昌造が、印刷で使う活字の型作りから鋳造までの全工程を復元した」ことが表現されています。

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活版伝習所跡

近くの図書館前にもモニュメントがあります。

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現地には電車やバスのほか、車で行く場合は自家用車かレンタカーの比較サイトから探すと安く借りられます。

歴史文化博物館にも多くの資料を展示

長崎歴史文化博物館でも、活版印刷に関する資料が展示されています。

今では当たり前のように読める書物も、印刷技術があればこそ。

そんな「文字で伝える」が日本でスタートした、出版の聖地とも言えるモニュメントです。

まとめ

「写真、印刷、通信」の始まりは長崎から。

写真や文字、音声で情報を残したり、伝えることで可能性や夢が無限に広がる事を今に伝えるモニュメントシリーズです。

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名称:長崎県市町村職員共済会館横 新町活版所跡モニュメント
住所:長崎市興善町6-3
駐車場:付近の有料駐車場にて

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